宝塚歌劇団花組の元男役、帆純まひろ(ほずみ まひろ)さんは、今や映像作品でも大活躍されている美人女優です。
宝塚時代も端正な甘いマスクと安定した実力で高い人気を誇っていました。
宝塚を退団後は意外なプロダクションに所属し、独自の活路を切り開いていらっしゃいます。
そんな帆純まひろさん、宝塚時代はどのような活躍をされたのか、様々なエピソードや情報をたくさんお伝えしていきたいと思います!
帆純まひろは宝塚何期?同期は誰?年齢、本名は?
帆純まひろさんは、2013年の雪組公演『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』で初舞台を踏んだ99期生になります。
同期生にはこんなメンバーがいます。
- 美園さくら(みその さくら)/元月組トップ娘役
- 彩みちる(いろどり みちる)/元月組娘役
- 野々花ひまり(ののか ひまり)/元雪組娘役
- 澄風なぎ(すみかぜなぎ)/元宙組男役
- 英かおと(はなぶさ かおと)/月組男役スター
- 小桜ほのか(こざくら ほのか)/専科娘役
99期生はスター路線まっしぐら!というより、確かな実力で作品をしっかり支える職人タイプが多い印象です。
そんな中でも帆純まひろさんは貴重な「スター路線」の一人でした。
他にもスター路線の99期生は何人かいたのですが、突然退団を発表してファンを驚かせました。
そんな背景から99期はどことなく「謎の期」という印象を持っている宝塚ファンが多いような気がします。
帆純まひろさんの生年月日は1996年3月15日。本名は妹尾香穂さん。
愛称は芸名の「帆純」からなのか、本名の「香穂」からなのか、「ほってぃ」と呼ぶ人が多いですね。
帆純まひろ:宝塚退団理由はなぜ?いつ?
99期生の中で貴重なスター路線として活躍していた帆純まひろさん。しかし、「トップスター候補」と呼ぶにはもう少し実績が欲しいところ、という立ち位置でした。
スター候補になれるかどうかの基準はまず、新人公演での役付きです。
帆純まひろさんは初舞台を踏んでから間もないうちに新人公演でかなり大きな役を獲得し、注目を集めていきます。
「次こそは新公主演か?!」とファンが注目する中、なかなかその番は回ってこず。
ようやく主演を掴んだのは入団7年目。新人公演に出られる最後の年にようやく1度だけ主演を掴むことができました。
新人公演の主演経験「0回」と「1回」の間にはくっきりした境界線があります。とはいえ、「1回」というのはこころもとない数字でもあります。
「路線なのかどうなのか……?」という状況がしばらく続き、「男役10年」と呼ばれる節目の年についにバウホール公演の主演作品『殉情』が決まります!
……しかし、ここも「単独主演」ではなく、花組の若手を2チームに分け、主役も2人で役替わりを務める「Wキャスト」。
単独主演に比べて、実績としてはやはりこころもとない……。
そんな中、ついに退団発表をした帆純まひろさん。入団12年目となる2024年の『アルカンシエル』にて退団されました。
この公演は当時のトップコンビ、柚香 光(ゆずか れい)さんと星風まどか(ほしかぜ まどか)さんの退団公演でもありましたので、「一緒に」という気持ちがあったのかもしれません。
帆純まひろ:美人!歌唱力やダンス、芝居の実力は?
帆純まひろさんの魅力のひとつ、それは「ビジュがいい」ということ!
まさに、ザ・端正。
大きな瞳に男役メイクが映える面長のフェイスライン。そして品の良さ。「少女漫画に出てくるイケメン」そのものです。
身長も低すぎず高すぎず、ビジュアルに不足無し!
そんな帆純まひろさんですので、退団して女優となった今もその美しさは相変わらず。髪もロングになり、すっかり「綺麗なお姉さん」となりました。
そして完璧なビジュアルに加え、実力もしっかり伴っていました。
柔らかくて優しい語り口、情感豊かな歌声、あたたかみがあって気品漂う佇まいも花組男役にふさわしいものがありました。
ビジュに実力に、それだけすべてが揃っていても、なぜかエリート路線に乗れなかったのですよね~。ここが宝塚の不思議な部分とも言えます。
近い学年に路線候補(ライバル)がたくさんいた、という背景もあるかと思います。これは99期全体に言えることかもしれません。
帆純まひろ:『TOP HAT』アルベルト・べディーニ!変人役を見事に演じ切る
マルチな才能を備えていた帆純まひろさんの代表作といえば……
- 2022年『TOP HAT』アルベルト・べディーニ役
- 2022年『殉情』佐助
この2役がすぐに思い浮かびます。
ベディーニ役はとにかくぶっ飛んだ役柄で、大変な舞台度胸と舞台を支配するオーラが必要な難役です。
宝塚では2015年に当時宙組生だった愛月ひかる(あいづき ひかる)さんが演じていて、そのあまりにぶっ飛んだ演技にファンも度肝を抜かれました!
え、タカラジェンヌがここまでやっていいの??、と。
2022年に花組で再演するとなったとき、「愛ちゃん(愛月さんの愛称)のあの役をほってぃが……?!」と騒然としたことを覚えています(笑)。
きっと帆純まひろさんご本人も「私がベディーニ?!」とさぞかし驚いたことでしょう。
ファンもドキドキしながら初日の幕があがりまして……。
しかし、いつもの正統派男役ぶりを封印して「変人ベディーニ」をしっかり演じ切り、帆純まひろさんの舞台にかける情熱を垣間見ました。
それを見抜いた演出家もえらい!
帆純まひろ:『殉情』の佐助は宝塚時代の代表作No1
そして『殉情』の佐助はまさに「帆純まひろの代表作」と言える熱演ぶりでした。
演目が発表されるやいなや、ファンの目には佐助の扮装をしたほってぃがすぐ浮かんだことでしょう。
谷崎潤一郎の『春琴抄』を原作にした江戸の悲恋モノで、盲目であるヒロインのために自分も針で目を突いて失明する、という衝撃的な物語です。
「ヒロインがヒステリックに主役をいびり倒す」という宝塚ではかなり珍しい設定になっています。
ゆえに、相当な芝居巧者でなければ演じこなせない役です。
帆純まひろさんのときに4度目の上演となり、「あの佐助をほってぃが!」と期待が高まりました。
帆純まひろさんの佐助は、帆純まひろさんの優しく穏やかな声質に、佐助のまっすぐで純粋な性格がぴったりマッチして、大好評となりました。
何をされてもただひたむきにヒロインを追いかけて、ついには自分の目まで差し出すという佐助の狂おしいまでの愛情を完璧に表現していました。
あまりに大好評だったため、「これで劇団もほってぃを更に推していくだろう」とファンは確信を持っただけに、退団発表は本当に残念でした。
帆純まひろ:祖父は誰?結婚相手は?離婚の噂は?
帆純まひろさんといえば、「おじいさまがスゴイ人」というのは有名な話。
母方の祖父に当たるおじいさま、大坪 清さんは経済界で大変に活躍されている重鎮になります。
住友商事の副社長をはじめ、さまざまな企業や法人の重役を歴任しています。
タカラジェンヌには良家の子女が多いことは有名な話。
幼少期からバレエなどのお稽古事に勤しむことができるだけの経済力がある、というわけですね。
帆純まひろさんもやはり例に漏れずそのお一人です。
そんな良家に生まれた帆純まひろさんですので、結婚も良縁がたくさんありそうな気はしますが……今のところそのようなご報告はありません。
退団されてまだ間もないので、今は女優のお仕事を全力で楽しまれているのではないでしょうか。
なぜか「離婚」というキーワードも出てくるようですが、結婚もされていないのでもちろん離婚もしていません(^^;)
帆純まひろ:事務所はどこ?現在の活躍は?舞台やテレビの出演は?
帆純まひろさんは2024年に宝塚を退団し、その数か月後に芸能事務所「レトロワグラース」に所属することが発表されました。
近年の宝塚OGはプロダクションに所属することなく、フリーランスで活動している人が方が多く見受けられます。
そんな中、帆純まひろさんは事務所への所属を決めます。しかもあまり聞き慣れないプロダクション名にファンは一瞬「信用できる事務所なのかな」と頭に浮かびました。
しかし、「レトロワグラース」というのは女優の柴咲コウさんが代表を務めるプロダクションなのでひと安心。宝塚時代から交流があったのでしょうか?
柴咲コウさんには独自の信念があり、それに基づいて芸能のお仕事をチョイスされている印象です。
帆純まひろさんもその信念に共感するものがあり、所属を決めたのでしょうか。
舞台俳優がメインで所属しているプロダクションとは違うせいか、宝塚OGでは珍しい「ネット配信ドラマ」のお仕事もされています。
そこで共演した川口春奈さんとすっかり仲良くなったようで、川口さんを宝塚観劇に誘い、話題になっていました(^_^)
柴咲コウさんのコンサートにもパフォーマーとして出演するなど、歌にダンスにお芝居に、本当にマルチな活躍をされています。
同期生である澄風なぎさんを帆純まひろさんが誘ったのか、そのコンサートには澄風なぎさんも出演して話題となっていましたね。
ネットドラマとはいえ映像のお仕事はやはり知名度が一気にアップしますので、「あの綺麗な女優さん、ダレ?!」と世間では話題になっている様子。
帆純まひろさんの高い実力と抜群の美しさを武器に、舞台に映像に、今後も多方面での大活躍が非常に楽しみです。


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