珠城りょう(たまきりょう)VIVANTひろせ!結婚したいジェンヌ?宝塚何期?本名や年齢、相手役は誰?現在の活躍や近況!テレビラジオ舞台は?

今回は、女優の珠城りょう(たまきりょう)さんをご紹介します。大柄で舞台映えするかっこいい美人!ダンスもピカイチです。宝塚歌劇団を退団後、めざましい活躍を続けています。

TBS『VIVANT』では、「別班」の紅一点の廣瀬瑞稀(ひろせみずき)隊員を演じ、大きな話題に。

自衛隊の先鋭部隊らしく見えるように10度の敬礼なども独習したそうです。

珠城りょうさんは元月組のトップスターです。しかも、若手の頃からスター街道をひた走り、歴史に残る輝かしい活躍をしました。

一体どんな歴史を刻んだのでしょうか!

宝塚時代のエピソードを盛りだくさんでお届けします。

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珠城りょう「結婚したいジェンヌ!」魅力は包容力!ダンス!歌唱力や芝居は?

今はすっかり美人女優の仲間入りをした珠城りょうさん。

宝塚時代には「結婚したい男役」として、ご本人のファンはもちろん、一般の宝塚ファンからも名前が挙がることが非常に多かったジェンヌさんです。

珠城りょうさんの魅力は、なんといっても包容力です!

「男役の包容力」というのはかなり上級生になって余裕が出てきてから醸し出されるもの。

珠城りょうさんが若手の頃から「男役として完成している」と劇団から認定されたのもその包容力あってこそだったのかもしれません。

珠城りょうさんファンに「どういうところが好き?」と訊くと、「健康優良児ってところ!」と答えられたことがあります(笑)

たしかに男役としても大柄だった珠城りょうさん。しっかりした胸板、細すぎない手足、深みがあって優しい声、誠実そうな眼差し。

そう、この誠実さもポイントです。

歌もダンスもお芝居もなんでも器用にこなす珠城りょうさんですが、やはりその「誠実オーラ」というのは大きな個性でした。

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珠城りょうの年齢、本名、身長、元宝塚トップスター!何期?同期は誰?芸名や愛称(あだ名)の由来は?

珠城りょうさんの生年月日は1988年10月4日本名は及川未紀(おいかわ みき)さんです。

愛称は「たまきち」ですが、「どう呼んだらいい?」と訊かれると「りょうちゃん」と答えていらっしゃるようです!(^_^)

当時、月組の2番手スターだった美弥るりか(みや るりか)さんに「りょうちゃん」と呼んでくれるようリクエストしたようですよ!

身長は172センチ、宝塚歌劇団の94期生になります。初舞台は2008年の月組公演『ME AND MY GIRL』です。

94期生で他にトップになった生徒は、元花組トップ娘役の仙名彩世(せんな あやせ)さんがいらっしゃいます。

94期生は学年的にちょうどいま充実期を迎え、作品を支える実力派として各組で活躍しています。

身長や体格が男役にピッタリの珠城りょうさんは、入団後すぐに頭角を現しました。

入団7年目以下の生徒のみで行われる新人公演では、なんと5回も主演を務めます。

バウホールという小劇場での主演も入団6年目で抜擢を受けたり、まさに「破竹の勢い」でした。

東京や大阪などの都市部出身のスターさんが多い中、愛知県蒲郡市という地方出身だったのもまた素朴な感じがして良かったです(#^.^#)

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珠城りょうはすごい経歴!宝塚トップスター史上2番目のスピード就任!

珠城りょうさんといえば、やはり「異例のスピード出世」が一大トピックスに挙がってきます。

一般的にトップスターに就任する学年と言えば、入団15年目前後になります。

男役としてすべてのスキルを身につけ、経験も充分に積み、ちょうどいい頃合いなのでしょう。

そんな常識を打ち破ったのが、あの天海祐希(あまみ ゆうき)さんでした。

まだ「新人」と呼ばれる学年である入団7年目でトップスターになってしまうという、驚愕のスピードでした。

そして天海祐希さんが退団した21年後に、天海祐希さんに次ぐスピードでトップスターに就任したのが珠城りょうさんでした。

珠城りょうさんがトップスターに就任したのは入団9年目。

宝塚には「男役10年」という言葉があります。「男役として形になるまで10年はかかる」という意味です。

天海祐希さんも珠城りょうさんも、その10年を待たずしてトップスターになったということは、すごいスピードでスキルを身につけていったということ。

また、生まれつき「男役向きの資質を持っていた」ということも言えますね。

若い女性はどうしても声が高く、体型も丸みがあります。それもあって「男役10年」でもあるのでしょう。

珠城りょうさんは声質や体型も「すぐにでも戦力になる」ものをお持ちだったということですね。

私が珠城りょうさんを認識したのは、2010年龍真咲さん主演の『ハムレット』です。オフィーリアの兄レアティーズを演じました。すでに体格も声も申し分ない堂々たる演技でした。

後から入団2年目と知って「すごい子が出てきた!」と、ビックリした記憶があります。

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珠城りょう:下級生ならでは、若さゆえの苦悩も!

新人公演において、入団2~3年目で主演の大抜擢を受けることはまれに起こります。

そこからが珠城りょうさんのすごいところで、普通は早くに抜擢を受けたとしても、あくまで組内の年功序列は守りながら出世していきます。

しかし珠城りょうさんは上に控えていた上級生を何人もごぼう抜きしてトップスターまで一気に駆けのぼることになりました。

しかし、ご本人としては正直言って「やりづらさ」もあったことでしょう。

自分よりずっと上の上級生たちを脇に従え、いちばん豪華な衣装を着て、いちばん大きな羽根を背負うわけですから。

トップ就任当初、2番手スターは珠城りょうさんより5学年上の美弥るりかさんでした。

美弥さんは珠城りょうさんの退団を待たず、トップスターへの道を他の生徒に譲り、先に宝塚を卒業しました。

美弥さんは「私たちの関係性は私たちにしか分からない」と言っていました。

珠城りょうさんも美弥さんもきっとそれぞれにいろいろな葛藤があったのでしょう。

しかし、いち舞台人としてそれよりも大切なのは「いい作品を作ること」です。

私情にはきっぱり線を引いて、お2人ともプロとしてお互いを信頼し、ストイックに舞台に立っていたのでしょうね。

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珠城りょうさんの相手役は誰?

珠城りょうさんの最初の相手役は愛希れいか(まなき れいか)さんでした。

愛希さんは珠城りょうさんの前任トップである龍 真咲(りゅう まさき)さんの相手役でもあり、龍さん退団後、そのまま続投となりました。

宝塚のトップコンビで「あねさん女房」は無く、必ず男役が上級生になります。

愛希さんはかろうじて珠城りょうさんの1期下で、ちょうどいい相手役がいたものだなと当時、感心したものです(^^;)

愛希さんが退団後、次の相手役として迎えたのは美園さくら(みその さくら)さんです。

愛希さんは歌もダンスも芝居もなんでもこなすマルチな実力を持ち、美園さんは首席入団している優秀者です。

高級住宅街に実家があるお嬢様が多いタカラジェンヌの中で、珠城りょうさんは愛知県蒲郡市の出身。

愛希さんは福井県出身で、「非お嬢様」のあたりもなんとなく感覚が合っていたように思います。

美園さくらさんも退団公演で、涙ながらに珠城りょうさんに向かって「大好きです!」と叫んだほど、珠城りょうさんを慕っていたようですね。

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珠城りょうの退団はいつ?退団公演は?

入団9年目という若さでトップスターに駆け上がった珠城りょうさん。

5年後の2021年に『桜嵐記/Dream Chaser』で退団しました。

今は宝塚歌劇団を退団してしまいましたが、『桜嵐記』は若き天才と呼ばれた演出家、上田久美子先生の作品でした。

宝塚在団時に上田久美子先生が発表した作品はどれも大絶賛で、『桜嵐記』も素晴らしい作品でした。

劇中での珠城りょうさんの最後の台詞は、「お別れを、皆様!」でした。

この作品で退団していく珠城りょうさんと役の心情を重ね合わせるという、なんとも粋な演出!

こういうところが「天才」と呼ばれる所以なのだと思います。

この台詞で劇場中が号泣したのは言うまでもありませんね。

珠城りょうさんの代表作ともなった『BADDY』はサヨナラショーでも再現され、ファンを大いに沸かせました。

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珠城りょうの宝塚時代の代表作やエピソード!上田久美子先生との絆!ダイキンエアコンのCM!

思えば、珠城りょうさんはタカラジェンヌの中でも上田久美子先生と最も多くタッグを組んできました。

  • 2013年『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』(バウホール)
  • 2018年『BADDY』(ショー作品)
  • 2021年『桜嵐記』(退団作品)

2013年の『月雲の皇子』は上田久美子先生のデビュー作であり、珠城りょうさんの初主演作でもありました。

2018年の『BADDY』は宝塚時代に上田久美子先生が手掛けた、最初で最後のショー作品でした。

そして退団作品もやっぱり上田久美子作品。

お互いの節目に必ずお互いが居る。お2人にはずいぶん強いご縁がありました。

「天才」上田久美子にここまで作品を作ってもらえた珠城りょうさんはかなりの強運の持ち主と言えますね。

特に『BADDY』は過去に例を見ないほどの、とても個性的なショーでした。

「結婚したい男役ナンバーワン」の珠城りょうさんにあえて悪役をさせるというぶっ飛んだ発想!ショーなのに悪役です!

それも、上田久美子先生が珠城りょうさんの持ち味を知り尽くしていたからこそ、と言っていいかもしれませんね。

また、珠城りょうさんと言えば在団時にダイキンエアコンのCMに出演していたことも有名です。

そのおかげで宝塚ファン以外にも割と顔が知られているように思います。

今もダイキンエアコンのCMは下級生たちに引き継がれていて、「代々タカラジェンヌが出演するCM」を開拓した功労者とも言えます。

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珠城りょう:結婚は?現在の活躍や近況は?事務所はどこ?

2021年、コロナ禍という過酷な状況ではありましたが、珠城りょうさんは無事に公演をやり切って宝塚歌劇団を卒業します。

所属したプロダクションはケイパークで、大手芸能事務所であるケイダッシュの別会社になります。

映像にも強いパイプを持っているからか、2022年には日曜ドラマの人気枠、日曜劇場の『マイファミリー』に出演してファンを驚かせました。しかも、かなりの重要人物!

珠城りょうさんは割と男っぽい男役さんだったので、退団して1年ほどで見事に女優に変身していたのには驚きました!

退団してすぐの男役さんは、割とマニッシュな役柄から少しずつ女優に転身していきます。

しかし『マイファミリー』での珠城りょうさんは普通の主婦役!

ウェディングドレス姿も披露し、男役時代はあんなに体格が良かったのに、ドレスではとても華奢だったことにもファンは驚きました(笑)

男役さんの身体の補正技術の高さを思い知りました!

2022年にはアルバムを発表し、初のソロコンサートも開催。2023年1月には主演舞台『マヌエラ』に出演しました。

出演映画『わたしの幸せな結婚』の公開も控えています。

映像に舞台に歌に、マルチな活躍を見せている珠城りょうさんなので、結婚はまだのようです。

しばらくは男役時代とは違った新しい魅力を発信しつづけてくれるでしょう。

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まとめ:珠城りょう:なぜすごい?本名や年齢、結婚は?相手役は誰?現在の活躍や近況!テレビラジオ舞台は?

珠城りょうさんは1988年10月4日生まれ、宝塚歌劇団の94期生で、愛称は「たまきち」または「りょうちゃん」です。身長は172センチの男役に適した骨太の体格。

入団後すぐに頭角を現し、新人公演で5回も主演を務めました。入団9年目でトップスターに就任。これは天海祐希さんに次いで宝塚史上2番目のスピードで、若すぎるゆえの苦悩もあったようです。

最初の相手役は愛希れいかさん、次に美園さくらさんです。

珠城りょうさんは、歌やダンス、演技など、何でも器用にこなすだけでなく、誠実なオーラがありました。魅力は包容力で、結婚したい男役としても人気がありました。

「天才」と呼ばれる演出家の上田久美子先生とは深い縁があり、2013年の『月雲の皇子』、2018年の『BADDY』、そして退団作品でもある2021年の『桜嵐記』に主演しました。

在団時にダイキンエアコンのCMに出演し、宝塚ファン以外にも知名度を広げました。退団後は、ケイパークに所属する女優として活動しています。

現在は、ドラマや映画、舞台など幅広く活躍し、2022年には初のソロコンサートも開催しました。現在は結婚については明かしておらず、男役時代とは違った新しい魅力を発信しているようです。

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