越乃リュウ(こしのりゅう)本名や年齢、身長は?実家は?何期?評判は?元宝塚最年少組長!

越乃リュウ(こしの りゅう)さんは、元宝塚歌劇団・月組男役スター。2023年に芸歴30年を迎えました。

越乃リュウさんは、宝塚在団中は組をまとめる組長をつとめていました。スターとして活躍しながら、史上最年少で組長に就任という経歴をおもちです。

組長さんがトップスターより下級生、という大変異例な人事でした。

しかし、その若さで組長を任されるほどの人間性と、男役としての実力の高さは見るに明らか。

そんな越乃リュウさんの宝塚時代のエピソードを詳しくご紹介していきましょう!

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越乃リュウの年齢、本名、身長は?何期?同期は誰?愛称(あだ名)の由来は?

越乃リュウさんの生年月日は、1973年7月23日1993年宝塚歌劇団入団の79期生です。

本名は、平松奈保(ひらまつ なほ)さん、身長は172センチです。

同期生からはトップがお2人輩出されています。

また、越乃リュウさん以外にも管理職経験者が多いのも特長です。

ひとつの学年から3人もの管理職が出るのもかなり珍しいことではないでしょうか。

美稀千種さんは79期生最後の現役生です。

2022年で入団30年目となった今もこうして組長さんとして活躍されていて、同期生も誇らしい気持ちでしょうね。

愛称は、ファンからは「リュウさん」と呼ばれていることが多いですね。

同期生からは「なほ」「なほった」が多い印象です(^_^)

以前、NHKのオンライン講座で、越乃リュウさん、元雪組トップスターの水夏希さん、元花組トップ娘役の大鳥れいさんの同期同士の対談がありました。

その際に、越乃リュウさんのことを水さんは「なほさん」、大鳥さんは「なほった」と呼んでいました。

同期生で「さん」付けというのも珍しいですよね(笑)

宝塚音楽学校の頃から、越乃リュウさんは今と変わらぬ落ち着きがあったそうなので、なんとなくお姉さん感が出ていたのかもしれないですね。

水 夏希さんも音楽学校時代から強いリーダーシップを発揮していたそうなので、しっかり者が多い学年ということですね。

「なほった」の方は、新潟弁では、一人称複数形(私たち)を「うちった」と言うそう。それを使っていた越乃リュウさんを面白がった同期生が「なほった」と呼び始めたとのこと。

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越乃リュウの芸名の由来は?新潟出身!上杉謙信はじめ郷土愛が強い!

2024年8月24日の第99回謙信公祭の謙信公役に選出された越乃リュウさん。

芸名の由来は出身地である新潟県から。

新潟県といっても東西にとても広いのですが、越乃リュウさんは新潟市の出身です。

バレエを3歳から習っていた越乃さんは、地元の高校に進学し、2年終了時の2回目の受験で合格しました。

日本全国から、タカラジェンヌを目指して少女たちが集まってくる宝塚歌劇団。

その中でも新潟県というのは出身者が少なく、新潟出身ジェンヌは越乃リュウさんが数十年ぶりだったそうです。

それならば「新潟らしい芸名を」と家族会議で決まりました。

新潟の銘酒「越乃寒梅」などにも使われる新潟の代名詞「越乃」から苗字を、新潟市の木「柳」を音読みで「越乃リュウ」。

ご本人はインタビューに答えて「とことん出身地にこだわった芸名ですよね」と。素敵なネーミングですよね!

今も、郷土愛は深まるばかりのよう。

新潟のホールでコンサートを開いたり、地元の特産品をつかったスイーツをプロデュースしたり、地元のお米のイメージキャラクターをつとめたりしています。

2024年夏の謙信公祭では「軍神」「越後の龍」として出陣なさいます。

実は、謙信公を演じるのはそれ以前にも朗読劇も含めでに2回。宝塚を卒業してから男役を封印している越乃リュウさんですが、謙信公を演じる時は男役の血が騒ぐそうです。

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越乃リュウの実家・鳥仙で半身揚げを食べてみた!

越乃リュウさんのご実家は、新潟市内にある「鳥割烹 鳥仙」という地元で大人気の料理屋さんです。

お店の名物は新潟の郷土料理といってもいい、鶏の『半身揚げ』!特にこのお店のは絶品!と、ご本人もお勧めしていらっしゃいます(#^^#)

新潟県新潟市にある鳥割烹「鳥仙」。ここは特に半身揚げが美味しいことで地元民には有名なんです。
味は『塩・カレー・ガーリック』の3種類。どれも美味しい!!
(出典:ぐるなびippin )

お店に行ったことのある方の話によると、以前は、入り口にはびっしり越乃さんの千社札やお礼状が貼られていたそうです。

2023年夏!私は半身揚げ食べたさに、鳥仙にいってまいりました!

今は、越乃リュウさんを感じさせるものは特になくて、地元のサッカーチームのポスターや、芸能人のサイン色紙が少々。

お店の場所は、新潟駅から越後線で15分ほどの小針駅から徒歩3分。

常連さんが多い、落ち着いた居心地のいいお店でした。

大将は無口でおだやかで丁寧な仕事ぶり、女将さんがとても気さくで明るい方、しかも美人。

こういうお父さんお母さんのもとで育った方だから、越乃リュウさんはあのような人格者なのね~と納得。

お通しもお漬物もしみじみとおいしい!

そして、待ちに待った鶏肉の半身揚げ!熱々!おいしい!

じっくり揚げただけあって、外はカリッと中はふっくらジューシー。

いや、これはうまいわ。

越乃リュウさんのファンでなくても、行く価値ありです!

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越乃リュウは史上最年少で組長に!

さて、越乃リュウさんは組長に任命された時、入団15年目でした。

男役で15年目というのは、トップスターくらいの年代になります。

一方、組長というのは、お芝居で言えば「おじさん」「おじいさん」「熟女」「おばあさん」の役をする年代。

基本的にその組の最上級生が指名されます。

当時の月組トップスター・瀬奈じゅん(せな じゅん)さんも越乃リュウさんより上級生でした。

一方、越乃リュウさんは、色気のある男役スターとしてショーでも大活躍中。

それなのに組長就任というのは誰が見ても「早くない?!」という印象でした。

組長がトップスターより下級生、というかなり珍しい現象になりました。

越乃リュウさん自身も、理事長から呼び出されて「次の組長に」と言われた時は相当驚いたそうです。

「理事長から呼び出しなんて、絶対に私が何かヘマをしたんだ…」と怯えながら部屋に入ったとか(笑)

すると、まさかの組長への任命。

あまりに気が動転して「それって…断ったらどうなるんでしょうか…」と理事長に訊いたら、「辞めるか組長になるかの二択です」と!(‘Д’)

「人をまとめたり人前で話すのが大の苦手な自分が組長なんて絶対に無理だ!」と思っていた越乃リュウさん。

しかし、劇団の見込み通り素晴らしい組長さんとなりました。

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越乃リュウはダンサー!幼少期からのバレエ少女

史上最年少で組長を任されるほど、人間としても器の大きな越乃リュウさん。

それと同時に、役者・ダンサーとしても素晴らしい男役でした。

3歳でバレエを始め、新潟での幼少期は、とにかくバレエに夢中だったそうです。

バレリーナになる!という夢を追いかけて日々ひたすら踊り続けていたのに、高校生になったあたりで、少し背が伸びすぎてしまいます。

そこで、「宝塚はどう?」というバレエ教室の先生や周囲のすすめから、受験準備を始めます。

これはけっこう「男役あるある」ですね。

しかしご本人は「私が人前で歌う?!演技する?!とんでもない!」と、しぶしぶ受験レッスンに通う日々だったそうです。

それでも持ち前の資質の高さにより、短期間の準備で合格しました。

歌や演技には苦手意識が強かったご本人の気持ちとは裏腹に、新人公演で早くから大きな役に抜擢されていた印象です。

歌の試験では最初は最下位に近かったのに、音楽学校を卒業する頃には上位になっていたそう。

やはり試験官はそういう資質を見抜いているんですね。

幼少期からバレエの基礎がしっかりあるので、ショーのダンス場面でももちろん大活躍でした。

ショーでトップスターの瀬奈じゅんさんを肩に担ぐようにリフトする振り付けもありました。がっしりとした体格の越乃リュウさんとの男役同士のリフトは、安定感があってすばらしかったです。

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越乃リュウ評判は?イケオジ役者『エリザベート』『ミーアンドマイガール』色気と包容力の男役スター

越乃リュウさんはダンサーであると同時に、深みのある甘い声や落ち着いたオーラから、「色気のあるイケオジ役」にも定評がありました。

越乃リュウさんが演じた代表的な「イケオジ」には、こんな役が挙げられます。

  • 『ME AND MY GIRL』 ヘザーセット(2008年)
  • 『ME AND MY GIRL』 ジョン・トレメイン卿(2013年)
  • 『エリザベート』マックス(2009年)
  • 『ロミオとジュリエット』キャピュレット卿(2012年)

どれも「イケオジ」の代表と言えるような、包容力が求められる役ばかりです。

『ME AND MY GIRL』は今のところ月組の専売特許ですので、月組一筋である越乃リュウさんは3度も出演しています。

中でも『ロミオとジュリエット』のキャピュレット卿は、公演が決定する前から「いつかやってみたい役」と憧れていたそうです。

運良くその数年後に念願かなって月組公演が決定し、オーディションにて見事にキャピュレット卿役を手にします。

娘であるジュリエットに対して厳格で高圧的な態度をとりながらも、その裏には深い愛情がある、という難しい心情を見事に表現していました。

そしてこの役を全うできた達成感から、「退団」という文字を意識することになります。

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越乃リュウの退団はいつ?理由はなぜ?事務所はどこ?

越乃リュウさんが退団したのは、2013年『ルパン/Fantastic Energy!』です。

先ほどお伝えしたように、『ロミオとジュリエット』の時に退団を意識し始めたそうです。

『ロミオとジュリエット』は2012年。退団までの期間が意外と長いですね。

組長の退団は次期組長への引継ぎ事項も多かったりして、「次の公演で辞めます」といきなり言えない立場なのかなと想像します。

ファンとしての本音は、組長になったからには何十年もいてくださるのかなと思っていたので、とても残念でした。

組長として月組を見守り続けるという選択肢もきっとあったとは思います。

しかし、舞台人として「目標に到達した。やりきった」と思えたタイミングで次のステージに挑戦してみたくなったのかもしれないですね。

退団後は特に芸能プロダクションなどには所属しておらず、個人で活動されているようです。

越乃リュウさんの結婚や現在の活躍についてもご覧くださいね。

越乃リュウ(こしのりゅう)結婚や現在の活躍は?瀬奈じゅん・霧矢大夢・珠城りょうとの絆!今後の活動は?

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まとめ:越乃リュウ(こしのりゅう)本名や年齢は?宝塚元組長!色気と包容力の男役スター!同期は誰?

越乃リュウは、色気と包容力で人気のあった元宝塚歌劇団・月組男役スター。宝塚歌劇団で史上最年少で組長を務めたダンサー・役者でもあります。

越乃リュウさんの本名は平松奈保で、愛称は「リュウさん」、同期生からは「なほ」「なほった」と呼ばれています。

出身地は新潟県新潟市。芸名は新潟の銘酒「越乃寒梅」から苗字を、新潟市の木「柳」を音読みで「リュウ」で「越乃リュウ」です。また、ご実家は新潟市「鳥割烹 鳥仙」です。

越乃リュウさんは幼少期からバレエに熱中し、高校生になって身長が伸びたことから、宝塚受験を勧められ、一発合格しました。

彼は歌や演技に苦手意識がありましたが、新人公演で早くから大役に抜擢され、色気のあるイケオジ役でも評価されました。

代表作は『エリザベート』や『ロミオとジュリエット』のキャピュレット卿役で、2019年に退団しました。退団理由は明らかにされていませんが、芸能活動や執筆活動などを続けています。

 

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