今回は、元宝塚雪組のトップスター水 夏希(みず なつき)さんをご紹介します。2023年に芸歴30年を迎え、ますます活躍の場を広げていらっしゃいます。
水 夏希さんの年齢・本名から、宝塚時代にたくさん伝わってきた面白エピソードまで、水 夏希さんに関する情報を詳しくお伝えしていきます。
※分からない用語があれば【宝塚用語集】をご覧くださいね。
水夏希(みずなつき)さんの現在の活躍については下記のリンクからどうぞ。
水夏希(みずなつき)結婚は?現在は取締役?舞台出演や近況、エピソードもご紹介
- 水 夏希さんは双子!本名は?愛称(あだ名)の由来は?妹さんはファンの間でも有名!出身地千葉の申し子??
- 水 夏希は何期?同期には誰がいる?
- 水 夏希の年齢、身長、芸名の由来は?天海祐希との絆?
- 水 夏希の相手役!1人めは白羽ゆりさん!エピソードは?
- 水 夏希の相手役!2人めは愛原実花さん!エピソードは?
- 水 夏希の性格は?頭脳派ストイック人間
- 水 夏希の人気の理由は?「友達とお茶」よりもお稽古!
- 水 夏希の宝塚退団はいつ?伝説の「黒い退団会見」とは?
- 水 夏希さんの退団理由は?なぜ?
- まとめ:水夏希(みずなつき)年齢や本名は?双子?何期?相手役は?性格や人気の理由は?退団はいつ?元・宝塚トップスター!エピソードもご紹介
水 夏希さんは双子!本名は?愛称(あだ名)の由来は?妹さんはファンの間でも有名!出身地千葉の申し子??
水 夏希さんの本名は増田千佳(ますだ ちか)さんです。現在は本名を非公開です。
現役時代から愛称(あだ名)は「ちか」だったので、本名そのままだったということですね。
水 夏希さんには双子の妹さんがいらっしゃいます。本名についての面白いエピソードを少しご紹介します。
妹さんのお名前は「葉子」さん。
つまり、水 夏希さんの本名「千佳」と妹さんの「葉子」の頭文字を合わせると「千葉」になります。
水 夏希さんは千葉県出身ですので、ご両親のユーモアが効いたお名前ですよね。
葉子さんは現役時代の写真集にも登場したことがある有名人です。
さすがに双子、水 夏希さんとそっくりでした!
相手役の白羽ゆり(しらはねゆり)さんと並んで、トップコンビのようにポーズを取っていらっしゃいました(笑)
高校時代、水 夏希さんは女子校、葉子さんは共学に通っていました。
お2人は双子という特権を生かして1日だけ入れ替わって登校したこともあるそうです(笑)
共学の雰囲気がとても新鮮だったとおっしゃっていました。
また、葉子さんは国際結婚をされており、水 夏希さんにはハーフの姪っ子さんがおられます。
英語の曲を歌う際は、その姪っ子さんに英語の発音をチェックしてもらうそうですよ。
葉子さんは以前、新体操で日本代表選手に選ばれていたそうです。その後、鍼灸師の仕事に従事し、シルクドソレイユにも所属していました。
水 夏希さんのご両親は教師ということですが、その娘である双子の一人は宝塚のトップスター、もう一人は日本代表選手なんて、素晴らしく優秀な遺伝子です。
水 夏希は何期?同期には誰がいる?
水 夏希さんの同期生スター一覧!
水 夏希さんは、79期から輩出された唯一のトップスターです。2006年12月26日付けで、雪組トップスターに就任されました。
他にトップの座を射止めることができた生徒さんは、元トップ娘役の大鳥れい(おおとり れい)さんのみになります。
他の期に比べたら少し少ないかなと感じますが、79期はいわゆる「職人」の生徒さんが多かった印象です。
「職人」とは、スター路線ではないものの、確かな実力でスターさんをしっかり支える存在の生徒さんのことです。
作品の主要キャストに入るような実力のある79期の生徒さんは、こんなにいらっしゃいます。
- 未来 優希(みらい ゆうき)/元雪組
- 秋園美緒(あきその みお)/元星組
- 愛 耀子(あい ようこ)/元雪組
- 越乃リュウ(こしの りゅう)/元月組 組長
- 美稀千種(みき ちぐさ)/星組 組長
- 立樹 遥(たつき よう)/元雪組
トップこそ射止めることはなかったものの、新人公演で主演・ヒロイン経験が多くあったり、別箱公演で主演・ヒロイン経験のある生徒さんが大勢いらっしゃいます。
水 夏希さんの79期には組長経験者が2人も!
79期生の中でも特筆すべきは、唯一の現役生徒である、星組の美稀千種さん!
星組の組長として今も頑張っていらっしゃいます。
同期からトップが輩出されるのと同じくらい、「組長が出た!」というのは大変誇らしいことではないかと思います。
元月組の越乃リュウさんと美稀千種さん、2人も組長が出てるということは、人格的にも素晴らしい生徒さんが多い学年ということですね。
水 夏希の年齢、身長、芸名の由来は?天海祐希との絆?
水 夏希さんは現在、公式サイトでは生年月日も公開していません。
しかし、かつて公開したことがあるのか、意外と生年月日はファンのほとんどが知っています。
生年月日は、1972年8月16日。
水 夏希さんの身長は168センチです。
現役時代は確か公式身長を「169センチ」としていたので、年齢を重ねて少し低くなられたのかもしれません。
「水 夏希」という大変特徴的な芸名は、「水」という名前をお世話になった先生に付けてもらい、画数を見て最初は「祐希」にしたそうです。
しかし、天海祐希さんとお名前がかぶってしまうということで、夏生まれということもあり、「夏希」に決定したということです。
天海祐希さんは、水夏希さんが月組の若手時代にトップスターとしてお世話になった方です。かぶらなくてよかったですね(^^)
水 夏希の相手役!1人めは白羽ゆりさん!エピソードは?
水 夏希さんの宝塚トップスター時代の相手役はお2人いらっしゃいます。
2007年~2009年は白羽ゆり(しらはねゆり)さん、2009年~2010年は愛原実花(あいはら みか)さんです。
白羽ゆりさんは水 夏希さんと組む前に、星組で湖月わたる(こづき わたる)さんの相手役をされていました。
先にトップ経験のある白羽ゆりさんを迎えられたことは、水 夏希さんにとって心強かったように思います。
水 夏希さんはシャープなお顔立ち、白羽ゆりさんは丸顔なので、ビジュアルの相性がとても良く、2人とも大人っぽい雰囲気が特長でした。
いつかのTCAスペシャルでのエピソード。TCAスペシャルとは、東京公演中以外の4組のスターが一堂に会する、夢のようなイベント(現在で言うタカラヅカスペシャル)です。
相手役の白羽ゆりさんを他組のトップ娘役さんと一緒に並んでいる姿を、ふと見た水さんは「うちの嫁がいちばん綺麗!!!」と自慢に思った、と仰っていたことを思い出します。
水 夏希さんと白羽ゆりさんは性格的に真逆の部分が多かったそうです。
水 夏希さんは「理論派」、白羽ゆりさんは「感覚派」だと仰っていました。
だからこそ、お互いに無い部分を見て切磋琢磨して素晴らしいコンビを作り上げられのでしょうね。
水 夏希の相手役!2人めは愛原実花さん!エピソードは?
次の相手役は90期の愛原実花(あいはらみか)さん。
水夏希さんとは11期違いなので、年の差カップルですね。
愛原実花さんは、演出家の故・つかこうへいさんのお嬢さんです。そのこともあってか、演技力の高さに定評がありました。
ゴージャスで貫禄ある美しさを誇った白羽さんとは、また違った魅力のあるジェンヌさんでした。
愛原実花さんは、ダンスもとても得意。同じくダンサータイプの水夏希さんとのデュエットダンスは美しく、迫力もあり、息があって素晴らしかったですね。
愛原さんはいわゆる「添い遂げ退団」で、水 夏希さんと一緒に退団されました。
1年という短いトップ娘就任期間でしたが、水夏希さんとともに充実したトップコンビ時代を過ごされたと思います。
水 夏希の性格は?頭脳派ストイック人間
水 夏希さんはどのような性格のスターさんだったのか、エピソードを少しご紹介していきたいと思います。
水 夏希さんを一言で言うならば「頭脳派のストイック人間」だと思います。
芸事が上達するためのどんな努力も惜しまない姿は宝塚時代から有名でした。
宝塚音楽学校時代も、同期の先頭に立って陣頭指揮をするような立場だったようです。退団した今も、必ず雪組を観劇しに行って、後輩たちにたくさん助言をして帰られるそうです。
現在、YouTubeで『水 夏希の美と健康に関する検証』という動画を毎週アップされています。
そこでも科学的に証明された根拠に基づいて、自分なりの美と健康の追求論を展開されています。その様子からも「IQが高いんだろうな」という印象を持ちます。
実際、出身高校もかなり偏差値の高い進学校ですし、ご本人も「勉強が好きだった」と仰っています。
「才色兼備」という言葉が水 夏希さんにはぴったりのように思います。
水 夏希の人気の理由は?「友達とお茶」よりもお稽古!
とにかく緻密な努力家の水 夏希さん。男役時代には筋トレをがんばっていることについて聞かれて「くぅー、痛いけど、これでまた筋肉着いちゃうなあ♪」と、楽しんでやっていると語っていらっしゃいました。
山のように届くファンレターを読むときも、時間を無駄にしないために、酸素を吸って体力を回復しながら読んでいたそうです。
やみくもに努力するのではなく、効率的にものごとを進める頭の良さが水夏希さんの特徴ですね。
水 夏希さん、宝塚を退団して女優として活躍をしている今でも、プライベートタイムはお友達とお茶をするより、とにかくいつもお稽古をしていらっしゃいます。
次の仕事に向けての準備はもちろん、ボイストレーニングやピラティス、英会話など、毎日とにかくレッスン漬け。
先ほどのYouTube番組のように、今よりもっと美しく健康でいられるようにあらゆるトレーニングも「趣味として」実践していらっしゃいます。
仕事・人生に対してこんなにストイックに頑張れるという部分も、ファンからすると「女性として憧れる人」なのでしょう。
水 夏希の宝塚退団はいつ?伝説の「黒い退団会見」とは?
水 夏希さんが宝塚を退団されたのは、2010年6月です。
『ロジェ/ロック・オン!』という作品が退団作品となりました。
水 夏希さんの退団関連のエピソードと言えば、退団会見です。
退団をイメージする色と言えば、宝塚ファンの中では「白」です。
退団日の楽屋入りは必ず白いお洋服を着て、ファンクラブ会員も全員白いユニフォームをまといます。
スリッパや座布団など、楽屋で使うグッズもすべて白で統一されるほど、「退団=白」です。
よって、退団発表をする記者会見に登場する時も、白いお洋服を選ばれるスターさんがほとんどです。
しかし、水 夏希さんは、なんと真逆の黒!
真っ黒なパンツスーツに、黒い羽根飾りがついているとても素敵なお洋服で登場されました。
この意表を突いたセレクトに、現場のマスコミ陣もびっくり!
「なぜ今日は黒いお洋服で?」という質問が出るほどでした。
「男役を極めたいという気持ちで、やっぱり男役なら黒がしっくりきた」ということや、「あまのじゃくなので(笑)」という理由でした。
しかし、水 夏希さんは決してあまのじゃくな性格ではないと思います。きっとファンのためのサプライズ演出だったように思います。
水 夏希さんの退団理由は?なぜ?
水 夏希さんが退団を決めた時期は、トップ就任してから本公演3作目となった『ソロモンの指輪/マリポーサの花』の公演です。
退団理由としては、この公演をした際に自分なりの男役としての集大成を感じ、退団を具体的に意識したとのことです。
退団発表の時には、まだ演目が決まっていなかったという異例の状況もよく覚えています。
つまり、演目を見て「これで辞めよう」と決めたのではないということですね。
トップさんに限らず、退団のタイミングというのは非常に難しいと感じます。
まだまだこれからなのに!という早すぎるタイミングももったいないですし、「けっこう長いね」なんてファンに言われ始めてしまうのも避けたいところです。
そういう意味でも、水 夏希さんの退団のタイミングはベストだったように思います。
相手役の愛原実花さんも含め、10名の同時退団となりました。
退団後の水夏希さんは、芸能活動だけでなく、ビジネスへも活躍の場を広げていきます。
水夏希(みずなつき)さんの現在の詳しい活躍についてもご覧くださいね。
水夏希(みずなつき)結婚は?現在は取締役?舞台出演や近況、エピソードもご紹介
まとめ:水夏希(みずなつき)年齢や本名は?双子?何期?相手役は?性格や人気の理由は?退団はいつ?元・宝塚トップスター!エピソードもご紹介
水夏希さんは、宝塚歌劇団の79期生で、唯一のトップスター。本名は増田千佳で、身長は168cm。 生年月日は、1972年8月16日です。
芸事に縁起のいい「水」が付いた芸名です。最初は「祐希」になる予定でしたが、天海祐希さんとかぶらないよう「夏希」としました。双子の妹の名前は葉子、二人合わせて「千葉」になります。
水 夏希さんの相手役のトップ娘役は、2007年~2009年は白羽ゆり(しらはねゆり)さん、2009年~2010年は愛原実花(あいはら みか)さんです。
水夏希さんは一言で言うならば「頭脳派のストイック人間」。努力家で、芸事の上達のためにどんな努力も惜しまない姿勢が宝塚時代から有名です。
退団後も後輩たちにアドバイスをしたり、美と健康について科学的に証明された根拠に基づいたアドバイスをYouTubeで発信しています。
退団作品は『ロジェ/ロック・オン!』。退団を決めたのは、トップ就任後3作目の公演「ソロモンの指輪/マリポーサの花」を終えた時で、男役としての集大成を感じていたといいます。
退団後もさらにお稽古をかさね、もともとダンスが得意でしたが、歌も磨きがかかっています。また、現在は芸能活動だけでなくビジネスでも活躍しています。
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