美弥るりか(みやるりか)年齢や本名、同期は?宝塚退団理由なぜ?事務所や現在、性別は?

中性的で妖艶な魅力を持ち、個性的なファッションや振る舞いが人気の美弥るりか(みや るりか)さん。

美弥るりか(みや るりか)さんは、宝塚歌劇団男役出身。月組の2番手スターで退団。現在は、舞台出演だけでなく、革新的な活躍で注目を浴びています。

宝塚時代の美弥るりかさんの軌跡と共に、どんな魅力の持ち主なのか詳しくご紹介していきます!

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美弥るりか :年齢、本名、身長は?何期?同期は誰?芸名や愛称(あだ名)の由来は?

美弥るりかさんの生年月日は1984年9月12日で、本名は藤井麻衣(ふじいまい)さん。

性別は女です!

身長は168センチですので、宝塚退団後にモデルとして活躍するのにもちょうどいい身長ですね。

意外と、芸名の由来は明らかにされていません。

小学生の頃から宝塚ファンで、特に涼風真世(すずかぜまよ)さんの熱烈なファンだったそうです。

「いつか自分も」という夢を抱いていたそうですので、芸名も長く温めていたのかもしれないですね。

男役さんの中では男性らしい芸名の人も多くいますが、中性的な美弥るりかさんにピッタリな芸名です!

愛称はそのまま「美弥ちゃん」と呼んでいるファンが多いですね。

美弥るりかさんは宝塚歌劇団89期生になります。

89期生といえば、『大豊作の期』として大変有名で、大勢のスターを輩出しています。

スター候補が大勢いてみんながライバル!という雰囲気ではなく、とても仲が良い学年としても有名です。

美弥るりかさんはその中でもかなりおっとり優しい性格の持ち主のようで、同期対談などを見てもその雰囲気が伝わってきます。

しかし、そのあまりに優しすぎて繊細な性分のせいか、宝塚時代には精神的なものから来る体調不良などもありました。

芸能人や舞台人ならではの「私がいちばん!」「私を見て!」というタイプではないゆえの葛藤がいろいろとあったようです。

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美弥るりか:朝ドラ子役時代あり?幼少期はバレエ少女!

美弥るりかさんは、こぼれそうなほど大きな瞳がとても印象的です。

やはり幼少期もとても可愛らしいお子さんだったのでしょう。どうやら子役として本名で少しテレビに出ていた時代もあったようです。

そんな中で宝塚に出会い、芸能界ではなくタカラジェンヌを目指してバレエ教室に通うようになります。

そこでバレエのほうに目覚めてしまい、一旦タカラジェンヌへの夢から離れてバレリーナの道を目指します。

中学生時代にはコンクールで入賞し、フランス留学をしたこともあるほどの実力です。

しかし、改めて宝塚を観てみたら「やっぱりここに入りたい!」と夢が再燃し、宝塚ファン復活と同時に受験に向けての準備が始まります。

バレエの実力の高さに加えて華やかな美貌の持ち主ということで、見事一発合格。

入団時の成績も4番という、成績優秀者です!

どこにいても目立つ華やかさや、努力家ゆえのこの成績で、古参ファンからは当然のごとく注目が集まりました。

しかし、最初に配属された星組では意外にも抜擢が遅く……新人公演で主演を任されたのは2010年『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』、最後の新人公演のみでした。

あの時の魂が揺さぶられるような熱演を、私は今でも覚えています。

その後も、活躍の場はあるものの、主演作品にはなかなか恵まれない時代が続き、入団10年目で月組に組替えとなりました。

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美弥るりか:紅ゆずると紅ファイブ・珠城りょうとの絆!

さきほどもお伝えしたように、美弥るりかさんはとても優しい方なので、いろいろなスターさんからも信頼を寄せられていました。

その中でも、紅ゆずる(くれない ゆずる)さんと珠城りょう(たまき りょう)さんとは格別な絆があると言っていいでしょう。

紅さんとの関係は、星組時代での自発的ユニット『紅5(くれないふぁいぶ)』が有名です。

そのメンバーに美弥るりかさんも選ばれ、タカラジェンヌらしからぬオモシロ活動は、ファンからの人気を誇っていました。

そしてやっぱり美弥るりかさんといえば、珠城りょうさんとの関係性です。

珠城りょうさんは入団9年目でトップスターまで一気に駆け上がった異例のスターなので、美弥るりかさんよりも5学年下になります。

宝塚は基本的には年功序列です。トップスターよりも2番手スターのほうが上級生、という図式はほとんど起こりません。

しかもお2人の場合は5学年というなかなかの学年差であり、美弥るりかさんは月組に組替えでやってきたので、旧知の仲というわけでもありません。

この人事発表を聞いた時、ファンは「お互いやりづらくないのかな……?」と心配になったものでした。

しかし美弥るりかさんは、「りょうちゃん(珠城さん)と私の関係は私たちだけにしか分からない」と。

きっと、上級生・下級生という立場ではなく、お互いに一人の舞台人として尊重し合い、向き合っていたように思いますね。

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美弥るりか:ジェンダーレスな魅力!歌唱力・ダンス・芝居の実力は?

宝塚の男役にも、いろいろなタイプがあります。

武骨なタイプ、渋いタイプ、色気たっぷり系、フェアリー系と称される中性的なタイプなどなど。

その中で言えば、美弥るりかさんは「フェアリー系」にいちばん近いような気もしますが、「フェアリー系」と「色気」はあまり両立しません。

しかし、美弥るりかさんはそのどちらも持っています。

「男?女?どっちか分からないけど、もうどっちでもいい!とにかく美しくて色気がすごい!」という感じでしょうか(笑)

性別を超えた、まさにジェンダーレスな魅力の持ち主であり、「新しい時代の男役」という個性を放っていました。

実力のほうは、留学したほどのバレエの達人ですし、歌も芝居も安定しています。

それでも、月組に来るまではまだそれほど個性が確立されていませんでした。

月組に来てから、特に珠城さんを支える立場になってからの勢いは本当にすごいものがありました。

まさに「男だか女だか分からないけど、とにかく素敵!」という役柄はもう美弥るりかさんの真骨頂。

特に2018年のショー作品『BADDY』はまさにジェンダーレスな役柄で、なんと珠城さんとのキスシーンまでありました!

『BADDY』は宝塚史に名を残すほどの名作ではありますが、「美弥ちゃんの役ができる人がいない!!」ということで再演は難しいでしょう(笑)

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美弥るりか:退団理由は?なぜトップにならず2番手スターで退団?

2番手スターである目印、2番手羽根を背負い、名実ともに月組の2番手スターとして活躍していた美弥るりかさん。

基本的には、「2番手=次期トップスター」というピラミッド構造の宝塚ですから、もちろん美弥るりかさんもそのような期待を集めていました。

しかし!!

なんと、2019年『夢現無双/クルンテープ 天使の都』のお稽古集合日に、衝撃の退団発表がされます。

まさか、その作品が美弥るりかさんの退団公演になるなんて誰も思っていないところに、この衝撃発表。

もともと、月組というのは割とイレギュラーな人事を行う傾向の強い組です。珠城さんの飛び級トップスター就任もそのひとつと言えます。

他にも、「準トップスター」という謎の肩書が一時期だけできたり、トップ娘役が1年以上も不在で複数の娘役がヒロインを務めたり。

美弥るりかさんの退団も、そのうちのひとつなのかなと思いきや……

退団後のインタビューなどを読むと、ご自身の希望での退団だったように感じました。

男役をやり切って完全燃焼してしまうよりも、可能性を残したまま退団したかった、というようなお話をされていました。

新人公演の主演が一度のみだったことや、その後の活躍も遅咲きだった美弥るりかさん。

そのことから、ご本人は「トップになりたい!」という野望をあまりお持ちではなかったのかもしれません。

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美弥るりか:結婚は?現在の活躍は?退団後の職業は「美弥るりか」事務所はどこ?舞台やテレビの出演は?

退団後の美弥るりかさんは、特にプロダクションには所属せずに、フリーランスで活動をされています。

近年は、このようなスタンスでお仕事をする宝塚OGさんが非常に増えています。

活動内容は、「こういうことがしたくて退団を選んだのね!」と納得できるような、素晴らしい活躍を見せています。

ご本人曰く、「職業:美弥るりか」。

多様性という言葉がスタンダード化したこの時代にまさにピッタリで、男でもなく女でもなく、「美弥るりか」としか形容できない、その個性。

舞台はもちろんのこと、ファッション分野、美容分野など、幅広い業界で「美弥るりかにしかできないこと」を次々に見せてくれています。

もちろん、基盤となる舞台にも精力的に出演されています。

その中でも2023年『キングダム』は映画化もされた大人気作品です。

映画では長澤まさみさんが演じた楊端和(よう たんわ)役を、美弥るりかさんが演じました。

美しい女性でありながら屈強な武将でもある楊端和は、美弥るりかさんにピッタリ。きっと代表作となるでしょう。

映像のほうでも、退団直後に『POND’S』のCMに出演されたりしています。

このように、ご自身の可能性を広げている美弥るりかさんですので、今のところ結婚のご報告は無し。

これからも、「宝塚OGのセカンドキャリアも変わったなあ!」と思わせてくれるような、革新的な活躍を見せてくれることでしょう。

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まとめ:美弥るりか(みやるりか)年齢や本名は?何期?なぜトップにならず退団?事務所や現在の活躍は?

美弥るりかさんは宝塚89期。月組の2番手スター、中性的で妖艶な魅力とファッショナブルな装いで人気を博しました。

退団後は、舞台出演に加えて、革新的な活躍で注目を浴びています。
本名は藤井麻衣で、身長は168cm。芸名の由来は不明です。愛称は「みやちゃん」。

子役時代からテレビに出演していたという噂もあります。宝塚に出会ってバレエを始め、一度はバレリーナを本格的に目指したこともあります。

星組の若手時代は美貌で注目されるものの、役にはあまり恵まれなかったこともありましたが、紅ゆずるさんとともに、自発的ユニット『紅5』を結成して人気に。月組に移り下級生の珠城りょうさんを支えて活躍の場を広げました。

性別を超えた、まさにジェンダーレスな魅力の持ち主であり、「新しい時代の男役」という個性を放っていました。トップスター就任の可能性はありながら男役をやりきったということで、2019年『夢現無双/クルンテープ 天使の都』で退団します。

退団後は、フリーランスで活動。舞台、CM、映画などに精力的に出演。現在は独身のようです。「職業:美弥るりか」として、宝塚OGのセカンドキャリアを変える、革新的な活躍を見せてくれることでしょう。

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