今回は、女優の水 夏希（みず なつき）さんをご紹介していきたいと思います。
水 夏希さんは宝塚の男役出身、雪組の元トップスターです。退団後から現在までの水 夏希さんに関する情報を詳しくお伝えしていきます。
※分からない用語があれば【宝塚用語集】をご覧くださいね。
水夏希（みずなつき）さんの宝塚時代のエピソードについてはこちらをご覧ください。
水夏希（みずなつき）年齢や本名！双子？何期？相手役は？性格や人気の理由は？退団はいつ？元・宝塚トップスター！エピソードもご紹介
水 夏希は結婚してる？結婚歴は？子どもはいる？
2010年に宝塚を退団した水夏希さん。
宝塚OGさんに関しての情報で最も注目が集まるのが、やはり結婚ですよね。退団会見でも必ず結婚についての質問が出ます。もちろん会見の場では否定するのがお約束。
でも「もしや寿退団だったの？！」ということも含め、いまパートナーがいらっしゃるのか、お子さんがいらっしゃるのか、とても気になるところです。
水 夏希さんは、独身でいらっしゃいます。
結婚歴もありません。
ご本人曰く、「結婚願望はあるんですよ！！(笑)」とのことなので、独身主義者であるというわけでもなさそうです。
水 夏希さんはまさに「仕事人間」。
仕事で出会った男性には、あまりプライベートな感情を抱きにくいのかもしれません。
プライベートタイムもほとんどお稽古や観劇に費やしていらっしゃるので、「仕事が恋人」というタイプのようにお見受けしますね。
水 夏希の現在の活躍ぶりは？
それほど「仕事大好き」な水 夏希さん。
現在のご活躍は言わずもがな、です。
大作ミュージカルというより、演劇好きが好むような作品に多く出ていらっしゃいます。
宝塚時代はダンスの名手として有名でしたので、現在もダンスは継続中です。
特にアルゼンチンタンゴと相性が良く、プロ顔負けのとんでもないアクロバティックな技を次々に繰り出せるまでのレベルに到達されていらっしゃいます。
同時に、タンゴ歌唱のほうも鍛錬を重ね続けています。
タンゴ公演を中心に手がけているプロデューサーが仰っていました。
タンゴのダンス専門、歌専門のプロはそれぞれいるが、どちらもこなす人は日本でも世界でも見たことがない、と。
そんな活躍をしているOGさんももちろん他にいらっしゃいません。
水 夏希さんにしかできないことを極めていらっしゃる姿勢が、本当に素晴らしいです。
水 夏希の事務所はどこ？
水 夏希さんの所属事務所は、株式会社AQUAです。
AQUA、つまり、水。
そう、水 夏希さんは個人事務所を設立しています。
2010年の退団後すぐは、ブルーミングエージェンシーに所属しました。ここは、宝塚時代に花組で親交のあった真矢ミキ（まや みき）さんが当時所属していた事務所です。
その後、2013年に株式会社AQUAとして独立されました。
大手事務所のブルーミングエージェンシーにいれば、水 夏希さんのことですから仕事が多く舞い込んでくると思います。
しかし水 夏希さんは、大手に所属するよりも仕事内容や会社の実情を自分でしっかり把握しておきたい、という考え方なのかもしれませんね。
水 夏希が取締役？第一興商の社外取締役でプロデュースも！
水夏希さんは「取締役」というビジネスの面を持ち合わせています。
芸能活動も自分でしっかり管理したいというその姿勢が、『第一興商 社外取締役』というもう一つの仕事にも表れているように思います。
カラオケ事業の、あの第一興商さんです。
水 夏希さんは、退団後に出演した作品の主催者が第一興商だったというご縁から、2015年に社外取締役という重役に就任しました。
第一興商の社外取締役の仕事内容というのは、会議への出席や、飲食店のプロデュースなどです。
水 夏希さんが企画・プロデュースに携わったお店はこちら。
千葉県の市川駅の駅ビルに入っている「Time is Curry」というカレー専門店になります。
とてもオシャレで女性一人でも入りやすく、野菜たっぷりでヘルシー、味も間違いなしの素敵なお店です。
芸能活動以外でのこうした安定収入も確保。それを個人レッスン費に活かして、本業である舞台に繋げていらっしゃるのだと思います。
このあたりも水 夏希さんの聡明さ、社会人としての計画性の高さがうかがえますよね。
水夏希の舞台作品は？宝塚退団後の主な出演
水 夏希さんは退団されてからずっと舞台出演を続けていらっしゃいます。
これまでの出演作を並べると膨大な量なので、特に大きな作品、有名な作品に限定してご紹介します。
- 2013年『屋根の上のバイオリン弾き』ツァイテル役
- 2014年『シカゴ』ヴェルマ・ケリー役
- 2016年『エリザベート スペシャル・ガラ・コンサート』
- 2017年・2018年『キス・ミー・ケイト』ロイス役
- 2017年・2020年『アルジャーノンに花束を』アリス・キニアン役
- 2019年『ベルサイユのばら45』
- 2019年『細雪』妙子役
- 2021年『エリザベート スペシャル・ガラ・コンサート』
- 2022年『8人の女たち』
- 2023年『エンジェルス・イン・アメリカ』
2022年『8人の女たち』では、湖月わたるさん、珠城りょうさん、夢咲ねねさん、蘭乃はなさん、花乃まりあさん、真琴つばさん、久世星佳さんと共演。宝塚OGで息の合った捧腹絶倒の舞台を作り上げました。
そして2023年には新国立劇場で上演予定の『エンジェルス・イン・アメリカ』に出演されます。
この作品は上演時間が7～8時間にもなる壮大な作品で、世界中で愛されている大人気作です。
今回の日本上演は主演からすべてオーディションで選抜されたので、卓越した実力を持つ俳優さんしか出演しません。
たった8人しかいない主要キャストの中に水 夏希さんが入ったということは、実力の高さの証ですよね。
『エンジェルス・イン・アメリカ』は扱うテーマがとても深刻な上にとんでもない長さの上演時間です。
つまり台詞の量もとんでもなく多いはずなので、水 夏希さんにとって大きな挑戦になることでしょう。
水 夏希さんのテレビ出演歴・今後の活躍は？
テレビ出演はというと…退団後数年間はたまにテレビドラマやバラエティなどにも出演されていました。
たとえばテレビドラマ『スミレ刑事の花咲く事件簿』主演や『秘密のケンミンSHOW』などのバラエティ番組です。
しかし、個人事務所になってからは舞台一本です。
これだけ実力を高めた水 夏希さんなので、いまテレビや映画でお芝居をしたらどうなるのかとても興味深いのです。が…やはり水 夏希さんは「舞台の人」という気もします。
演劇だけにとどまらず、タンゴダンサー、タンゴシンガー、トップビジネスマンという分野でも活躍の場を広げている水 夏希さん。
「自分にしかできないこと」をしっかり見極めて、目標を定めて追求していく姿は私たちの人生設計にも学ぶことがたくさんあります。
一人の舞台人として、一人の働く女性として、今後の活動も大注目ですね。
水夏希（みずなつき）さんの宝塚時代のエピソードについてはこちらをご覧ください。
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