在団中も退団後も大作『エリザベート』に出演し、大活躍している蘭乃はな(らんの はな)さんは、宝塚歌劇団の花組元トップ娘役です。
蘭乃はなさんといえば、「双子でタカラジェンヌ」というのも大きなトピックスのひとつです。
一人だけでもお金がかかるといわれる宝塚に、同時に2人入団するということは…
やはり蘭乃はなさんのご実家はお金持ちなのでしょうか?!
そのあたりも含めて、蘭乃はなさんについて詳しくお伝えしていきましょう!
蘭乃はな:すみれ乃麗は双子の妹!違いは?
蘭乃はなさんの双子の妹は、元宙組の娘役スターすみれ乃 麗(すみれの れい)さんです。
一卵性の双子なだけにそっくり!入団当初はファンでも区別がつかなかったそうですが、すみれ乃さんの方がお顔が少しふっくらしていますね。
お2人とも音楽学校生の頃から成績優秀で、蘭乃はなさんは月組、すみれ乃さんは宙組で入団直後からそれぞれ路線娘役として活躍していきます。
蘭乃はなさんは動のオーラでダンスが得意、すみれ乃麗さんは静かなたたずまいで芝居の人、というような違いもあったかと思います。
蘭乃はなさんだけがトップ娘役になった理由は、運とタイミング、あるいは大人の事情でしょうか。他には、舞台に対する貪欲さみたいなものも違った気がします。
すみれ乃麗さんは現在結婚をしています。お子さんはまだのようです。
結婚後は芸能活動からは引退状態ですが、たまに蘭乃はなさんと共にメディアの取材に登場していたりします。奥様になっても相変わらずかれんでかわいらしいです。
蘭乃はなさんは退団後も『エリザベート』などの大作をはじめ次々に大舞台に立ち続けています。
この違いから見ても、「絶対に舞台で活躍したい!」という貪欲さが蘭乃はなさんにあったということも、「運」に導かれたのかもしれないですね。
蘭乃はな:結婚は?実家はお金持ち?
蘭乃はなさんの気になる結婚はというと…現在は独身で、休みなしに舞台でご活躍を続けていらっしゃいます。
さて、トップ娘役と娘役スターを生んだご実家は、ずばりお金持ちなのでしょうか?
タカラジェンヌになるにはお金がかかります。
音楽学校受験までのお稽古事、入団してからもお洋服代、メイク用品、レッスン代。娘役さんはさらに公演に使うカツラ、アクセサリーなどの小道具にも支出が増えます。
男役はファンからの資金援助を期待できるのですが、ファンクラブがある娘役はトップ娘役の他は一握りなので、資金は実家に頼ることになります。
ということは、ご実家はさぞかしお金持ち…?と思いますよね。
事実、ご実家は児童遊具の大手、株式会社チャイルドで、お祖父様が創業者です。
出身校もお2人共に成城学園ですし、「お金持ちのお嬢様」は確定でしょうね。
ちなみに2008年入団で94期生の元星組男役スターの麻央侑希(まお ゆうき)さんは、成城学園で同級生。お金持ちのかおりがしますねー笑
蘭乃はなさんのブログでは、親子三代で手掛ける手作りのおせち料理などが紹介されています。
そのおせち料理はどう見ても「お金持ち!!!」というオーラが溢れ出ています(笑)
蘭乃はなさんの話し方なども「愛されて育ってきたんだなぁ」と感じる、自己肯定感と天真爛漫さ伝わってきますね。
蘭乃はな:何期?同期は誰?年齢、本名、身長、芸名や愛称(あだ名)の由来は?成績は?
蘭乃はなさんは2006年に入団した宝塚歌劇団92期生です。すみれ乃 麗さんも同期生です。
他に92期生といえばこんな面々がいらっしゃいます。
- 真風涼帆(まかぜ すずほ)/元宙組トップスター(2023年退団)
- 鳳月 杏(ほうづき あん)/月組トップスター(2024年就任予定)
- 凛城きら(りんじょう きら)/専科男役
- 松風 輝(まつかぜ あきら)/宙組組長
- 彩凪 翔(あやなぎ しょう)/元雪組男役スター
- 天真みちる(てんま みちる)/元花組男役
脇で芝居やショーを頼もしく支える職人が多い期、という印象です。
蘭乃はなさんの生年月日は1987年5月20日で、本名は柴田 蘭さんです。愛称は「らんちゃん」と呼ばれていることが多いですね。
ちなみに、すみれ乃 麗さんの本名は柴田 麗さん。お2人とも本名から芸名を考えたのですね。
身長は165センチなので、娘役さんの中では大きいですね。
宝塚歌劇団入団時の成績は4番なので、かなりの成績優秀者ですね!
すみれ乃さんも11番なので、姉妹揃って優秀!
特に蘭乃はなさんはスター候補の登竜門である「阪急初詣ポスター」モデルにも選ばれ、注目を集めます。
やっぱりお金持ちには優秀DNAがしっかり組み込まれているんだな…と実感します(笑)
蘭乃はなの相手役は3人!
蘭乃はなさんが花組でトップ娘役に就任したのは2010年です。
当時の相手役は真飛 聖(まとぶ せい)さんで、前任娘役トップ・桜乃彩音(さくらの あやね)さんからのバトンタッチでした。
蘭乃はなさんは本公演3作を真飛さんの相手役として務め、後任の蘭寿とむ(らんじゅ とむ)さんの相手役としても続投します。
『ファントム』『オーシャンズ11』と人気作品にも恵まれ、蘭寿さんの後任となる明日海りお(あすみ りお)さんの相手役も担います。
そこでついに『エリザベート』が巡ってきます。明日海さんの相手役としての本公演は『エリザベート』1作品のみで退団となります。
3人もの相手役を務めたトップ娘役は、実はかなり珍しいパターンです。
長くトップ娘役に在任していると、後任として控えている次期娘役トップ候補たちが渋滞してしまうなどの現象も生まれます。
それを分かってもなお、長期で蘭乃はなさんに、というのは劇団の意向なのかご本人の意向なのか…?
どちらにせよ、いろいろなタイプの男役さんに寄り添えて、幅広い役柄を演じることができるのは「高い娘役力」と言えるでしょう。
蘭乃はなのダンス・歌唱力・芝居の実力は?バッシングがあった?
長期でトップ娘役の座にいると、悪く言われることもだんだん増えていきます。
特に明日海さんなどはカリスマ的人気を誇っていた男役さんだったので、「蘭乃はなは実力不足」とバッシングを受けることも度々ありました。
幼少期からバレエを習っていた蘭乃はなさんは、ダンサーとして高い評価を受けていました。
それとは逆に、「課題」と言われ続けていたのは歌唱力でした。
同期の天真みちるさんはご著書で、音楽学校時代の蘭乃はなさんの歌唱は、歯に衣着せぬ言い方をすれば「呼吸」だったと証言しています。
つまり声になってないってことですよね(^^;
トップ娘役にするにはあまりにも歌唱力が頼りない、というのは檀れい(だん れい)さんも同じですが、檀さんにはあの美貌がありました。
蘭乃はなさんは素朴な印象のお顔立ちです。
ゆえに、「特技がダンスだけでこれだけ長期というのは……」という厳しい声が上がってしまうのも分からなくもないのですが……
また、「実家がお金持ち」というのもバッシングがエスカレートした要因のひとつでもあったように思います。
そこに追い打ちをかけるように、高い歌唱力がなければ演じこなせないエリザベートを演じたわけです。
しかし、そんな厳しい声にもめげることなく、逃げることなく、長期で堂々とトップ娘役を全うしたその強い心はアッパレ!です。
蘭乃はな:退団公演エリザベートいつ?退団後デビューもエリザベート!
蘭乃はなさんの退団公演は、先ほどお伝えした『エリザベート』です。
宝塚版の『エリザベート』の主演はトートつまり男役ですが、タイトルロール(作品名が役名)での退団なんて最高ですよね。
蘭乃はなさんがエリザベートを演じたのは2014年。花組としては二度目の上演でした。
「退団公演に良作無し」と言われている宝塚で(;^_^A、娘役の誰もが憧れる役『エリザベート』で退団できたのは本当に幸せだと思います。
同期の天真みちるさんによると、歌唱力不足が指摘される蘭乃はなさん、エリザベート役が決まった時、花組の皆さんの前で「血を吐く覚悟でやります」とおっしゃったそうです。
そして退団後も『エリザベート』への出演は続きます。
退団後1発目の舞台出演が、東宝版のエリザベート役でした!
エリザベート役はWキャストで、もう一人のエリザベートは花總まり(はなふさ まり)さん!「宝塚の娘役といえば、花總まり」とも「女帝」とも、誰もが認める姫役者です。
蘭乃はな・すみれ乃麗姉妹も花總まりさんに憧れて宝塚を目指したといいます。
Wキャストのもう一人が花總さんだなんて…もし自分なら、比較されることを思うと足がすくんでしまいます(笑)
蘭乃はなさんは退団公演の『エリザベート』でバッシングも多かったのにめげることなく、退団後も『エリザベート』。さらにここでもかなり辛口批評をされました。
しかし全く折れない精神力!むしろ清々しささえ感じるほどです(笑)
その後も東宝版エリザベートには出演を続け、ガラコンサートも合わせると4回シシィを演じています。
蘭乃はな:現在の活躍は?事務所はどこ?サッカー好きが培った強い精神力?
蘭乃はなさんは『エリザベート』以外にももちろん多くの舞台に立ちつづけ、2023年も既に出演予定が決まっています。
現在の所属事務所はオフィスコットンです。
蘭乃はなさん以外で所属している宝塚OGさんはいないようです。ご実家となにか関係があるプロダクションなのでしょうか?
宝塚ファンからはいろいろと言われていた蘭乃はなさんですが、最も高く評価すべきはやはり「鋼の精神力」と言えそうです。
その自己肯定感の高さは、ご実家での「育ちの良さ」と「大好きな妹」がバックボーンにあるような気がしますね。
そして、蘭乃はなさんが大大大好きなもの。それはサッカー。
お父様が草サッカーチームを続けていて、小さい頃からサッカーの試合をよく見ていたので身近だったそうです。
ブログにもたびたびサッカーへの熱い想いがつづられています。
蘭乃はなさんによると、サッカーファンを自覚したのは2002年の2002 FIFAワールドカップから。
2018年ロシアW杯からはますます加速して観戦はもちろん、選手のデータや関連情報を調べまくったりしているそうです。
初めて好きになったサッカー選手は中田浩二選手、内田篤人選手と、守備的ポジションの選手が好きとのこと。なるほど。
芸能の道に進むにあたって、強い精神力は必須条件です。蘭乃さんの心の強さはサッカーからも影響を受けているかもしれませんね。
その強い精神力でこれからも積極的な舞台出演をされていくでしょう。楽しみですね。
まとめ:蘭乃はな(らんのはな)結婚は?双子の妹すみれ乃麗と違いは?実家はお金持ち?元宝塚トップ娘役!相手役は誰?本名や年齢は?現在の活躍は?サッカー好き!
宝塚歌劇団の元トップ娘役である蘭乃はなさんは、在団中も退団後も『エリザベート』など大作で大活躍しています。
蘭乃はなさんは165センチ。生年月日は1987年5月20日で、本名は柴田 蘭さん、愛称は「らんちゃん」です。双子の妹は元宙組の娘役スターすみれ乃麗さんです。
2006年に宝塚入団の92期生で、同期には真風涼帆、鳳月杏、凛城きら、松風輝、彩凪翔、天真みちる(敬称略)などがいます。
二人とも花總まりさんに憧れて宝塚を目指し路線娘役として活躍していました。現在、蘭乃はなさんは独身ですが、すみれ乃麗さんは結婚して引退しています。
蘭乃はなさんは音楽学校から成績優秀者で、特にダンスに優れています。入団後阪急初詣ポスターモデルにも選ばれました。
月組から組替えして花組でトップ娘役に就任し、真飛聖、蘭寿とむ、明日海りおと3人の相手役を務めました。
このような経歴は珍しく、高い娘役力と財力をを持っていると言われています。蘭乃はなさんの実家は、チャイルド社の創業家です。
現在はオフィスコットンに所属しています。特に歌唱力で酷評されることもありますが、強い精神力で乗り越えて活躍の場を広げています。蘭乃はなさんはお父さまの影響で大のサッカーファンでもあります。
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