安蘭けい(あらんけい)夫?結婚してる?宝塚何期?本名、年齢、身長は?芸名や愛称(あだ名)の由来は?韓国籍トップ!スカーレットピンパーネル初演!結婚は?

宝塚を退団後も、多くの舞台で大活躍を続けている超実力派、安蘭けい(あらん けい)さん。

元男役とは思えない美貌に反して、話すとコテコテの関西弁のギャップがとても素敵です。

宝塚時代は、意外にも宝塚音楽学校時代から苦労の連続でした。

誰もが認めるほどの実力なのに、なぜ苦労が多い宝塚人生だったのでしょうか。

様々なエピソードと共に、過去を振り返りつつ結婚のうわさや現在の活躍も追っていきましょう。

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安蘭けい:夫(旦那)?結婚してる?年齢は何歳?本名や芸名(あだな)の由来、身長は?男役?娘役?

「安蘭けい 夫」や「安蘭けい 結婚」で多く検索されていますが、安蘭けいさんの気になるご結婚は……いまのところは独身です!

過去にお付き合いが報道されたことはありましたが、その後、進展はないようです。

これだけの美貌ですし、多くの人から慕われる人間性の高さを考えても、いつ結婚発表があってもいいような気がするのですが……

お仕事がどんどん舞い込んでくる売れっ子ですので、やっぱり「仕事優先」になってしまうのでしょうね。

本名は安田瞳子(やすだ とうこ)さん。

安蘭けいさんはキリッとした大きな瞳が印象的ですので、「瞳子」さんはピッタリのお名前ですよね。

安蘭けいさんの生年月日は1970年10月9日、身長は167センチで、男役さんとしては少し小柄です。

美貌とその身長のせいか、元娘役と思われる方もいるかもしれませんが、安蘭けいさんは男役です。

実際に2番手時代に女役を演じたこともあります。トップスターの湖月わたるさんの相手役でした。

その際に大好評を博したので、安蘭けいさんほどの実力があれば男役でも娘役でも大活躍だったでしょう。

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安蘭けい:宝塚何期?同期は誰?首席入団!

安蘭けいさんは、宝塚歌劇団77期生になります。初舞台は1991年の月組公演『ベルサイユのばら』。

同期生は超豪華です!

  • 春野 寿美礼(はるの すみれ)/元花組トップスター
  • 朝海ひかる(あさみ ひかる)/元雪組トップスター
  • 花總まり(はなふさ まり)/元雪組・宙組トップ娘役
  • 成瀬こうき(なるせ こうき)/元専科スター

77期生は人気も実力も兼ね備えた「豊作の期」として有名です。

中でも、トップ娘役を12年以上も務め、「宝塚の女帝」と呼ばれた花總まりさんが同期生ということに目が行きますね。

春野さんや朝海さんもかなり早い時期にトップ就任したので、本当に「スゴツヨの学年」と言えそうです。

そんな面々の中で安蘭けいさんは首席で入団していますので、本当に優秀なんです。

特に安蘭・朝海・成瀬の3人は、雪組で一緒に切磋琢磨した間柄なので、絆は相当なものでしょう。当時、「だんご3兄弟」なんて自称していました(^_^)

朝海ひかるさんは2021年に元V6の坂本昌行さんとご結婚されましたが、独身時代はしょっちゅう安蘭けいさんと遊んでいたようです!

 

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安蘭けい:韓国籍トップスター!芸名の由来は?実家は?

安蘭けいさんは、ご自身が韓国人であることを公表しています。いわゆる「在日韓国人」で、本籍は韓国の慶尚南道というところ。

外国籍を公表していたトップスターは、在任時は中華民国籍だった鳳 蘭(おおとり らん)さんと、安蘭けいさんのお2人のみです。

他にも外国籍のタカラジェンヌはもちろん、トップスターもいるようですが、すべての人が公表しているわけではないですね。

安蘭けいさんも公表は周囲から反対されたようです。

しかし、それだけ、ご自身のアイデンティティーというものに揺るぎない誇りを持っていたのだろうと思います。

芸名の「安蘭」も、本籍地である慶尚道を舞台にした物語「アリラン伝説」の主人公、阿娘(アラン)からだそうです。

「けい」のほうも、慶尚道の「慶」から。

安蘭けいさんはファンの前でもお父様のことを「アボジ」と呼んだり、堂々とカミングアウトしていました。

「自分のルーツに誇りを持っている」と振る舞うその男前ぶりもまた素敵です。

2005年11月には宝塚歌劇団の初の韓国公演に参加。文字通り故郷に錦を飾りました。

「ただ嬉しかった。初めて母国の舞台に立ったのになぜか懐かしく、何かこみ上げてくるものに感動した。それ以来、もっと自分が好きになった」

出典:民団新聞

お父様は地元・滋賀の有力者のようで、いろいろな組合や組織の代表を務めるような方だそうです。

宝塚音楽学校に合格した時は、受験生やそのお母さま方でごった返す発表会場で、高々と手を天に向かってあげるお父さまの姿が、各テレビで映し出されたそうです。

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安蘭けい:歌唱力・ダンス・芝居の魅力は?苦労した宝塚時代

宝塚歌劇団には首席で入団した安蘭けいさんですが、実は音楽学校には3回も不合格になっています。

ラストチャンスでついに合格を掴み取るわけですが、「一体何がダメだったの?!」と信じられない気持ちになるほど、安蘭けいさんは「なんでもできる人」。

更に信じられないのが、入団していきなり大活躍!の超エリートコース。

そんなに活躍できる生徒だったというのに、3度も落とした面接官は何を考えていたのでしょうか!(笑)

新人公演の主演を4回も連発し、バウホール公演の主演も入団7年目で早々に射止めます。

しかし、ここからトップスターまでが長い道のり、結果的に長い宝塚人生になります。

同期生である春野さん、朝海さんはほとんど2番手時代を経験することなく、入団12年目で早々にトップスターに就任します。

その頃、安蘭けいさんは雪組から星組へ組替えしていましたが、上にはまだまだたくさんの上級生がいました。

これは、当時発足した「新専科制度」の影響です。

「トップにするかどうかまだ検討中」だと思われる各組2番手・3番手が一斉に専科に集められ、ふるいにかけられたわけです。

春野さん、朝海さんは専科に招集されず、一気にトップへ。

安蘭けいさんも専科にこそ行きませんでしたが、星組で長い2番手時代に突入します。

実力が非常に高いがゆえに、できるだけ長く在団してほしかった、という目論見も劇団にあったのでしょう。

それほど、安蘭けいさんの実力は誰もが認めるところでした。

特に、繊細な役作りと、役の心情をしっかり表現する歌唱力がずば抜けていました。

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安蘭けいの相手役は誰?湖月わたるとの仲

そしてついに入団16年目に星組トップスターに就任となります。

相手役は、専科で「待機」状態だった遠野あすか(とおの あすか)さん。

遠野さんは身長が高く、小柄な安蘭けいさんとどうかな…という気持ちもありましたが、遠野さんもやはり実力派。そして小顔でスタイル抜群!

2年4か月という短い在任期間の中、難易度の高い作品を2人で作り上げていきました。

安蘭けいさんが満を持してトップに就任するにあたって、前任トップスターの湖月わたる(こづき わたる)さんから印象的な言葉が出たことを覚えています。

湖月さんの退団会見のときに、「退団を決めた理由は?」と質問され、「下もつかえていますし」と答えました。

つまり、「瞳子ちゃんをトップにしてあげたいから」という意味だと思います。

退団理由でそれを明言した湖月さんの心意気、そして湖月さんにそう思わせるだけの安蘭けいさんとの絆を確信させた出来事でした。

安蘭けいさんは他にも大勢のタカラジェンヌから慕われていました。

彼女たちは口を揃えて安蘭けいさんのことを「とても繊細な人」とよく言っていました。

一見、「よく笑う面白い人」の安蘭けいさんですが、それは「相手を楽しませたい」という優しさからなのだろうなと感じさせるものがあります。

湖月さんも遠野さんも、そんな安蘭けいさんのことを、心からリスペクトしていたのだと思います。

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安蘭けい:スカーレットピンパーネル初演!代表作は?ダークヒーロー専科?

宝塚音楽学校の4度の受験、長い2番手時代、そしてついに星組でトップスターとなった安蘭けいさん。

トップ時代に演じた作品の中で代表作として名前が挙がるのは、やはり2008年の『スカーレット・ピンパーネル』でしょう。

安蘭けいさんのために、名作曲家のフランク・ワイルドホーン氏と、宝塚を代表する演出家、小池修一郎のタッグで作った作品です。

当然、本邦初初演。

以来、月組で2010年、星組で2017年と再演される大人気作となりました。

アドリブにも強い安蘭けいさんなので、即興で演じるアドリブコメディー場面などもあり、誰にでも演じられる役ではありません。

他にも、『エル・アルコン』や『赤と黒』。

『エル・アルコン』は、少女漫画原作の作品ですが、こちらも宝塚では珍しいダーク・ヒーローです。

『赤と黒』はスタンダール原作で、安蘭けいさんがずっと熱望してた役。

どんな役でも完璧に表現してみせる安蘭けいさんだらこその難役ばかりでした。

しかし、私が安蘭けいさんの代表作を挙げるとするならば…

  • 『花吹雪 恋吹雪』石川五右衛門 役
  • 『巌流』佐々木小次郎 役
  • 『長崎しぐれ坂』らしゃ 役

日本物に強いとされる雪組育ちの安蘭けいさんなので、和モノのお芝居の説得力は群を抜いています。

特に和モノ作品での歌唱は「芝居歌」と呼ばれ、強い感情移入が必要となります。

しみじみと観客の心情に突き刺さるような歌は、安蘭けいさんにしか歌えないものがありました。

お芝居ではなくショー作品になりますが、湖月さん時代のショー『ロマンチカ宝塚’04』も圧巻でした。

「1時間、ずっと歌ってない?!」と思うほど、安蘭けいさんがずっとソロで歌っているような作品なんですが、この曲がまた相当な難易度の高さ!

あれを歌える人はそうそういないでしょうね。

『ロマンチカ宝塚’04』は超人気作ではありましたが、再演が難しいと言えるでしょう。

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安蘭けい:退団理由は?事務所はドコ?現在の活躍は?

入団16年目という遅いトップ就任だったので、ファンも「3年くらいだろうな…」と覚悟はしていました。

その通り、退団は2年後の2009年『My Dear New Orleans/ア ビヤント』。

退団を決めたタイミングは、『スカーレット・ピンパーネル』の上演決定を聞いた時だそうです。

それほど、安蘭けいさんの中でも「これは良作になる!」という確信があったのでしょうね。

退団後に所属したプロダクションは、かの有名なホリプロです!

ホリプロは意外と宝塚OGで所属している人は少なく、他に元星組/雪組トップ娘役の白羽ゆり(しらはね ゆり)さんくらいでしょうか。

主な出演舞台

  • 2009年『AIDA -宝塚歌劇団「王家に捧ぐ歌」より-』アイーダ役
  • 2011年『エディット・ピアフ』エディット・ピアフ役
  • 2012年・2015年・2020年『サンセット大通り』ノーマ・デズモンド役
  • 2016年・2017年『スカーレット・ピンパーネル』マルグリット・サン・ジュスト役
  • 2020年『ビリー・エリオット』サンドラ・ウィルキンソン役
  • 2021年『蜘蛛女のキス』 蜘蛛女/オーロラ役

かなり割愛していますが、本当にすごい活躍ぶりです…!

注目なのは、舞台出演よりもコンサートやディナーショーのほうがかなり多い点。

ご自身も「歌が大好き」とおっしゃっているので、「シンガー・安蘭けい」も大切にされているのでしょうね。

ファンの皆さんも、役ではない瞳子さんと会えてとても喜ばれていると思います。

爆笑必至の面白トークもやっぱり安蘭けいさんの大きな魅力ですからね。

実力も人柄も美貌も、とにかく無双状態の安蘭けいさん。

舞台女優としてもシンガーとしても「面白いおねえさん」としても、まだまだ無双してほしいですね!

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まとめ♪安蘭けい:宝塚何期?本名、年齢、身長、芸名や愛称の由来。初の韓国籍トップスター

安蘭けいさんは、宝塚歌劇団出身。美貌の実力派女優として、多くの舞台で活躍しています。関西弁の「面白いおねえさん」とのギャップも魅力です。

宝塚歌劇団には1991年に首席入団。77期生で同期には春野寿美礼さん、朝海ひかるさん、花總まりさんなど豪華なメンバーがいます。

生年月日は1970年10月9日、身長は男役としては小柄な167センチですが、女役も違和感なくこなしていました。

安蘭けいさんは韓国籍であることを公表しており、本名は安田瞳子(やすだとうこ)さん、愛称は「とうこ」です。お父様は滋賀県内の有力者といわれています。

入団直後から活躍の場を多く与えられましたが、トップスターへの道のりは遠く、16年目に星組トップスターに就任しました。

相手役の遠野あすかさんも実力派で、二人で難しい作品に挑みました。

代表作は、2008年の『スカーレット・ピンパーネル』。アドリブにも強い安蘭けいさんにあて作られた作品で、人気作品となりました。

安蘭けいさんもこの作品で退団を決意したそうです。

他にも『エル・アルコン』や『赤と黒』などのダークヒーローや、和モノの繊細な歌唱や芝居も称賛されました。

現在の所属はホリプロ。実力とお人柄から多くのファンを得て、舞台女優としてもシンガーとしても輝いています。

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