宝塚を退団後、そのゴージャスな生活ぶりがテレビで大きな話題を呼んだ、大和悠河(やまと ゆうが)さん。
宝塚時代は、宙組のトップスターでした。
いかにも「元トップスター!」という華やかな美貌は、今も多くのファンを惹きつけています。
現在では舞台出演はもちろん、声優やオペラ、著書出版など、本当に多岐にわたる活動をされています。第九のソリストも予定されているとか!
宝塚に入団してすぐに「天海祐希の再来」とまで言われ大注目を浴びたその活躍を、詳しくご紹介していきます!
大和悠河:結婚は?お金持ちの理由は実家?スポンサーやファンクラブ?
大和悠河さんといえばやっぱり、ゴージャスな生活ぶり。
結婚はまだ、文字通り独身貴族を楽しんでいらっしゃるようです。
そのライフスタイルがテレビで大注目され、「宝塚の元トップってみんなこんな暮らしをしてるの?!」と視聴者を釘付けにしたことで有名です。
結論だけ先に言うと、あのような生活ぶりはたぶん大和悠河さんくらいだと思います(笑)
「帝国ホテルに住んでいる」「パリ旅行で数千万円の買い物をする」など、超VIP暮らしの理由は、一体なんでしょうか?
ご本人が明かしたわけではないので憶測の域は出ませんが、「実家が桁違いのお金持ち」「ファンも富裕層のマダムばかり」というあたりではないでしょうか。
予約していたスイートルームに入室して「なんか暗いからイヤ」とその場でキャンセルしたり、数千円、数万円もするスープやお寿司を注文して2口ほどしか食べずに残したり。
「嫌な金持ち」のような振る舞いも見えたりするので、アンチ感情を抱く視聴者も少なくなかったようです(^^;)
それでもご本人は「どこ吹く風」なのがまた、いかにもセレブリティーです。
この圧倒的なセレブぶりに、富裕層のマダム達も共感できる部分があるのか、ファンミーティングやファン旅行はいつも盛況。
ファンからプレゼントされた高級ブランド品の紙袋で、ホテルの部屋が埋まっているのは毎度のことのようです(笑)
大好きな大和悠河さんと一緒に、全員で高級服やバッグに身を包んでパリのオペラ鑑賞ツアーなどは、たまらない高揚感があるのではないでしょうか。
大和悠河:年齢、本名、身長、宝塚何期?同期は誰?芸名や愛称(あだ名)の由来は?
大和悠河さんの生年月日は1977年8月4日。本名は谷岡 薫(たにおか かおる)さんです。
苗字から、愛称は「タニ」でしたが、トップスターになって以降は「ゆうがさん」と呼ばれていることが多かったように思いますね。
下級生の頃はファンからは「タニちゃん」と呼ばれていました。
身長は169センチ。男役としては平均くらいでしょうか。
大和悠河さんは宝塚歌劇団81期生になります。初舞台は1995年の星組公演『国境のない地図』。
この公演の直前に阪神淡路大震災が起き、宝塚も被災。初舞台はどうなってしまうんだろう…という不安を抱えての公演だったそうです。
81期生の主な宝塚OGはこちら。
- 真飛 聖(まとぶ せい)/元花組トップスター
- ふづき美世(ふづき みよ)/元花組トップ娘役
- 舞風りら(まいかぜ りら)/元雪組トップ娘役
大和悠河さんがぶっ飛んだ人だからなのか(笑)、あまり同期生との交流は無さそうです。
芸名の由来は、好きな漢字を組み合わせて家族で考えたそうです。
お母さまの影響で学生の頃から宝塚の大ファンだったそうなので、なんとなく「芸名をつけるなら…」というイメトレはしていたのかもしれませんね。
大和悠河:月組時代は天海祐希の再来!ダンス・芝居の実力は?
大和悠河さんは、宝塚歌劇団の入団時の成績が6番、という成績優秀者です。
お顔立ちもとても可愛らしく華やかだったので、スターの登竜門と呼ばれている阪急電車の初詣ポスターのモデルにも選ばれました。
その後、月組に配属されます。
月組では、初舞台からたった2年後にいきなり新人公演の主演に抜擢!
その後も、とにかく様々なイベントメンバーに選抜されたり、別箱公演も史上最年少で主演したり、「破竹の勢い」というのはまさにこのこと。
どこにいてもパッと目を引く華やかさと愛くるしさで、ファンも一気に増えていきます。
その存在感は「天海祐希の再来」とまで言われ、結果、新人公演は6回も主演して、「月組の超エリート男役」として育っていきました。
では、実力は、というと……
長い間「発展途上」からなかなか抜け出せなかった、という印象はあります。
特に歌唱力のほうは、元々の声の高さや音程の正確さが大きく影響していたように思います。
宝塚音楽学校では成績優秀者でしたので、もちろんダンスも芝居も一定レベルのものをお持ちでした。
しかし、「実力派」というよりは、圧倒的なビジュアルやキュートなキャラクターが魅力だったスターさん、と言えるような気がします。
大和悠河:宙組トップスター!相手役は誰?退団はいつ?理由はなぜ?
このまま月組でエリート街道まっしぐら、と思いきや、入団9年目となる2003年に宙組への組替えが決まります。
宙組には既に2番手格として活躍していた水 夏希(みず なつき)さんがいましたので、「なんで宙組に…?」と、当時のファンは大変不思議に思いました。
その2年後に水さんは雪組へと組替えになり、雪組でトップスターになりました。
その頃から既に劇団には、そのような設計図があったのかもしれませんね。
大和悠河さんは2003年に宙組に組替えとなり、晴れて2007年にトップスターに就任します。
相手役は、星組から組替えでやってきた陽月 華(ひづき はな)さん。
大和悠河さんも、陽月 華さんも、まるでお人形のような頭身・ビジュアルの持ち主でした。
お2人の姿は本当に少女漫画のようでした。
しかし、トップ就任早々に陽月さんが足の骨折という大怪我をされ、長い休演に入ります( ;∀;)
陽月さんが怪我を直してようやく復帰…!となりましたが、予想外に早くお2人は同時退団を選びます。
結果、トップ就任期間は2年と少しでした。トップの平均就任期間は3年が目安となりますし、このとき大和悠河さんはまだ入団14年目。
ずいぶんと早い退団だったと言えます。
退団記者会見では、「宝塚でやるべきことはやりきった。次の新しい世界に挑戦したい」という退団理由を明かしました。
大和悠河:宝塚時代の代表作やエピソードは?真琴つばさ、霧矢大夢、大空祐飛との仲は?
宝塚時代の大和悠河さんの印象的だった役は、やはりご本人の明るいオーラが活きるような役が素敵でした。
『長い春の果てに』のブリス、『雨に唄えば』のコズモなど。
明るくて前向きな好青年の役が、とてもよく似合っていました。
トップ時代に、大和悠河さんならではの底抜けに明るい役をもう少したくさん見てみたかったな、という思いです。
月組下級生時代には、真琴つばさ(まことつばさ)さんが結成した月組若手男役ユニット、シューマッハのメンバーとして、テレビでも活躍していました。
他のメンバーは、月組元トップスターの霧矢大夢(きりやひろむ)さん、宙組元トップスターの大空ゆうひ(おおぞらゆうひ)さん、元星組スターの汐見真帆(しおみまほ)さんです。
大空ゆうひ(おおぞらゆうひ)さんは大和悠河さんより3期上の78期生ですが、大和さんの後任として宙組トップスターに就任しました。
月組で若手時代をともに過ごした同士のバトンタッチ、お2人の感慨は深かったでしょうね。
霧矢大夢(きりやひろむ)さんも、大和さんより1期上ですが、月組トップスター就任は大和さんの退団後でした。
若い頃から抜擢続きの大和悠河さん、トップスター就任はそれだけ早かったと言うことですね。
大和悠河:現在はオペラ歌手?舞台やテレビの出演は?結婚は?
さて、宝塚でやるべきことはやりきった大和悠河さん、記者会見での言葉通り、さっそく次の新しい世界に挑戦していきます。
宝塚を退団後は、男役のイメージを残す人もいますが、大和さんは本来の女性姿への戻る「性転換」と呼ばれる変貌スピードが大変早かったです。
ご本人も「まずはズボンを絶対にはかない。自分は女性、自分は女性!と言い聞かせることから始めた」と仰っていました。
もともと可愛らしいお顔立ちですし、声も高かったので一気に女性になってもあまり違和感はありませんでした。
しかし、肌だけでなく胸元を大胆に露出するいで立ちやグラビアをされていたので、驚いたファンも少なくなかったと思います(^^;)
男役時代は胸元を出すことなんてありませんし、バストも潰しているので、退団後の大和悠河さんのボリューミーなバストに、私も仰天した一人です(笑)
退団後は(株)GOOGAというプロダクションに所属。おそらく大和悠河さんの個人事務所だと思われます。
もちろん舞台出演は活動の軸となっていますが、ゴージャスな美貌の持ち主の大和悠河さんらしく、写真集や生き方指南のエッセイ本もかなり多く出版されています。
大和悠河:現在はオペラ歌手?第九?舞台やテレビの出演は?
その中でもかなりオドロキだったのが、オペラ歌手への挑戦!
宝塚時代から歌が課題と言われた大和悠河さんが、オペラとは!きっと退団後も努力を重ねられたのでしょうね。
もともとオペラは好きだったとのことで、ご本人のブログやSNSでもオペラのことをたくさん書いていらっしゃいます。
オペラだけでは飽き足らず、あのベートーベンの第九のアルトのソリストに挑戦するという情報を得ました。
その後も声優へ挑戦されたり、現在は幅広いジャンルで大活躍されています。
宝塚を退団しても根強いファンに支えられ、ゴージャスで女性として憧れの生き方を貫いている大和悠河さん。
きっとそのスタイルが気に入っていらっしゃるのでしょう。
もしご結婚されるなら、大和悠河さんよりもお金持ちでパーフェクトな男性じゃないとファンが許してくれなさそうですね(笑)
庶民の景気がなかなか良くならない今の日本で、大和悠河さんのような「ザ・芸能人!」という生き方はとても夢があります。
これからも独自のスタイルを貫いて、女性の憧れの生き方を体現していてほしいですね。
コメント