野々花ひまり(ののかひまり)宝塚何期?本名、年齢、実家はお金持ち?退団はいつ?結婚は?トップ娘役?

雪組の期待の娘役として、多くのヒロインを務めてきた、野々花ひまり(ののか ひまり)さん。

若手時代から「演技派少女」と思わせるような重要な役を任され、注目されてきました。

このまま雪組のトップ娘役に……?!と期待を集める中、残念ながら2024年に退団。それは一体なぜなのでしょうか。

また、野々花ひまりさんは雪組のエリート娘役として、一体どのような活躍をされたのでしょうか?

退団後の様子も含めて詳しくお伝えしていきます。

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野々花ひまり: 何期?同期は誰?本名、年齢、身長、愛称(あだ名)の由来は?95期生との縁!

野々花ひまりさんは、2013年の雪組公演『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』で初舞台を踏んだ99期生になります。

同期生にはこのようなスターたちがいます。

  • 美園さくら(みその さくら)/元月組トップ娘役
  • 帆純まひろ(ほずみ まひろ)/元花組男役スター
  • 彩みちる(いろどり みちる)/月組娘役
  • 小桜ほのか(こざくら ほのか)/専科娘役

実力派娘役の宝庫!という感じですね。

野々花ひまりさんの生年月日は、1月18日。生まれ年は公表していませんが、高校には進学しているため、1993年~1996年あたりだと思われます。

本名は、末永佳歩さん。身長は163センチで、愛称はそのまま「ひまり」です。

福岡県出身なので、あまり宝塚は身近ではなかったようです。

幼少期からバレエを含む様々な習い事をしていたせいか、「劇団四季に入りたい」という夢を抱いていたそうな。

そこで、習い事の先生から「宝塚は?」と紹介され、なんと初観劇は「95期生の文化祭」!

宝塚音楽学校では、「本科生」と呼ばれる2年生の卒業公演のようなものとして、2年間の集大成を見せる「文化祭」が毎年行われています。

文化祭を観に行く層はほとんどが身内や関係者ですので、きっと野々花ひまりさんの恩師は95期生に繋がりを持っていたんですね。

そこで、「ダンスや歌を学べる学校なんて、夢のよう!」と夢中になった野々花ひまりさんはタカラジェンヌになることを決意したそうです。

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野々花ひまり:歌唱力/ダンス/芝居の実力派!新人公演や外箱のヒロイン多数

雪組公演で初舞台を踏み、組まわり(研修期間)を経て、雪組に配属された野々花ひまりさん。

最初の大きな役は2016年の別箱公演『ドン・ジュアン』で、主役の少年時代を演じたときでしょうか。

そのときの演技力を買われ、ついに翌年は新人公演の初ヒロインに抜擢されます。入団5年目でしたので、路線娘役としてのスタートは少し遅いほうだったように思います。

というのも、雪組の同期生に彩みちるさんがいたことが大きな理由でした。

彩さんは野々花さんよりも早くから「路線娘役」として注目されており、新人公演では、野々花さんが彩さんの役を任されたことも多くありました。

基本的に新人公演とは、上級生の役を演じることによっていろいろと学んでいく挑戦の場です。

同期生から学ぶというのは、やはり思うところが無かったわけではないと思います。

それでも2人は良きライバルとして切磋琢磨し、それぞれ順調にキャリアを重ねます。

最終的に、野々花ひまりさんは新人公演ヒロイン2回、別箱公演ヒロイン2回を務めています。

ちなみに、彩みちるさんは新人公演ヒロイン3回、別箱公演ヒロイン3回となっていますが、彩さんは現役生のため、トップ娘役も含めてまだヒロイン役が増える可能性を持っています。

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野々花ひまり: なぜトップ娘役にならなかった?宝塚時代の代表作やエピソードは?

雪組で同期生と切磋琢磨してきた野々花ひまりさん。

トップ娘役が退団するたびに、ファンの中で後任として候補に名前は挙がっていましたが、残念ながら選ばれることはありませんでした。

トップになるには、タイミングや運もかなり大きな要素です。特に娘役はトップスターとの相性(見た目も性格も)によって人事決定されることが多いと言えます。

野々花ひまりさんはたまたまそういう運の巡り合わせにならなかった、ということでしょう。

あとは、何度か少年役を演じた印象もあるのか、娘役トップにするには少し幼いようなお顔立ち・声質もあったように個人的には思います。

しかし、高い実力を持っているのは間違いなし。数多くの名演技を見せてくれました。

中でも印象的だったのは、2021年の『fff-フォルティッシッシモ-』少年ルートヴィヒ、2022年の『夢介千両みやげ』お松、2023年の『BONNIE & CLYDE』 ブランチ・バロウ。

『fff-フォルティッシッシモ-』公演時、野々花ひまりさんは入団9年目でした。9年目の娘役が少年役を演じこなせるのは、高い演技力あってのことです。

『夢介千両みやげ』では、なんと「おブス」なメイクを施した、訛り丸出しの田舎娘!美しさを追い求めるのが職業であるタカラジェンヌが、しかも娘役さんが、「おブスメイク」とはなかなかの役者根性です!

『BONNIE & CLYDE』では、それらとうってかわって大人っぽい女性の役で、犯罪者となった夫をどこまでも追いかける一途な役でした。

どんな役でも的確な役作りで作品に貢献できる、大変に頼もしい娘役さんでした。

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野々花ひまり: 退団はいつ?理由はなぜ?

一般的に娘役さんは、入団10年目前後で去就を考える傾向が多いように思います。

というのも、入団10年目を過ぎると、トップ娘役に就任できる可能性がグッと低くなるからです。

特に、路線として活躍してきた娘役さんであれば、劇団としても脇役で使い続けるわけにもいきません。

それでも「トップになることだけが目標じゃない」と、舞台に立ち続ける選択をする娘役さんもいますが、野々花ひまりさんはそうではなかったということですね。

実際、退団後のインタビューで「トップになりたかった」とハッキリ明言されています。

「新人公演でヒロインができなければ辞めるつもりだった」とも仰っていますので、最初からトップ狙いで頑張ってきたというわけですね。なかなかの闘争心です!

でも、それくらい強気でなければ、才能だらけの宝塚の中では生き残っていかれません。

そのような思いを秘めて歯を食いしばっているタカラジェンヌがほとんどなのでしょう。

退団を決めたのは、2024年の『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』公演時に「次の本公演で退団します」と劇団に伝えていたそうです。

きっかけとなったのは、2022年に宙組から雪組へ組替えでやってきた和希そら(かずき そら)さんの退団を受けて、だそう。

和希さんが雪組に来てからカップル役を二度も演じていたので、ストイックな和希さんの影響をかなり受け、とてもリスペクトをされていたそうです。

和希さんは、トップスターへの可能性が充分残っていながらも退団を選んで、ファンに衝撃を与えました。

そんな決断を知って、野々花ひまりさんも「次に行こう」と思ったようです。

退団公演は2024年『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』。宝塚を代表する名作で、しかも重要なロザリー役。

初舞台も退団公演も、雪組の『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』!

この作品で、トップスターであった彩風咲奈(あやかぜ さきな)さんも同時退団でしたので、退団公演として完璧だったのではないでしょうか。

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野々花ひまり:現在の活躍は?事務所はどこ?Instagramも注目!

ベルばらで始まり、ベルばらで終わる。そんな見事な宝塚人生を終え、新たなステージに向かっていった野々花ひまりさん。

ほとんどの宝塚OGは、退団していちばん最初にやることが「インスタグラムの開設」です。

野々花ひまりさんもやはり同じで、退団日からちょうど1か月後にインスタグラムを開設。元気な姿をファンに披露しました。

タカラジェンヌは、あまりの忙しさにプライベートタイムなどほとんど確保できません。

その穴を埋めるかのように、野々花ひまりさんはいろんな場所に行って美味しいものを食べたり、OG仲間と遊んだりしていて、元気いっぱいの様子がインスタグラムで垣間見れます。

気になるお仕事のほうは、「&bition(アンビション)」という事務所に所属したことや、ファンクラブの開設も発表されて順調なすべり出しを見せています。

&bitionは、所属タレント数名だけの小さな事務所のようです。野々花ひまりさん以外に、宝塚OGはいないようですね。

今の時点でのお仕事は、同期生であり大の仲良しの帆純まひろさんのディナーショーに出演されています。

これからどんどん舞台への出演情報が解禁されていくのでしょう。

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野々花ひまり:結婚は?実家はお金持ち?

宝塚歌劇団を退団して、第二の人生がスタートしたばかりの野々花ひまりさんですから、もちろんまだご結婚の報告などはありません。

ちなみに、「実家がお金持ち」という噂も一部あるようですが、タカラジェンヌは裕福な家のお嬢さんが多いので、そう珍しいことではありません。

幼少期から毎日習い事をしていた、ということは確かですので、それだけの収入のあったご家庭であることは間違いないでしょう。

インスタグラムでの帆純まひろさんの登場回数が異様に多いので(笑)、きっと大の仲良しなのでしょうね。

今後も2人でのイベントにも期待したいですね!

もちろん、舞台女優としての活躍も期待大です!

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