大月さゆ(おおつきさゆ)結婚は?何期?同期は誰?年齢や本名は?退団理由は?現在や近況、エピソードは?元宝塚娘役!

ミュージカルやストレートプレイで活躍中の、大月さゆ(おおつき さゆ)さんをご紹介します。

宝塚の雪組娘役として、多くの作品でヒロインを務め、大変華やかな経歴をお持ちです。

現在は割とボーイッシュなイメージなので「娘役さんだったの?!」と驚かれる方もいるかもしれません。

宝塚では下級生時代から抜擢が続き、トップ娘役候補の一人でもありました。

なぜトップ娘役を射止めるに至らなかったのか、その理由も含めて、気になる年齢や本名などをご紹介していきましょう。

※分からない用語があれば【宝塚用語集】をご覧くださいね。

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大月さゆ結婚は?何期?同期は誰?

宝塚退団後も舞台に立ち続ける大月さゆさん、気になるご結婚はというと、現在は独身の様子ですね。今のところご結婚の報告はありません。

大月さゆさんは2003年に宝塚歌劇団に入団した宝塚歌劇団89期生です。

宝塚ファンなら誰もが知る「大豊作の期」です。89期がいかにスターぞろいかについてはこちらもご覧くださいね。

宝塚89期トップは誰?年齢は?成績は?各組2番手・3番手、専科のスターもすごい!いじめは?仲良し?エピソードは?井上芳雄との関係は?宝塚歌劇団89期生

89期のトップスターはこの3名です。絶大なる人気を誇ったレジェンド級のトップさんばかりですよね。

  • 明日海りお(あすみ りお)/花組トップスター
  • 望海風斗(のぞみ ふうと)/雪組トップスター
  • 夢咲ねね(ゆめさき ねね)/星組トップ娘役

そして専科の凪七瑠海(なぎな るうみ)さんは、今も現役です。トップスターへの可能性を秘めつつ、宝塚の最前線で大活躍されています。

いわゆる「路線スター」の方々もこんなにいらっしゃいます。

また、作品の重要キャストや重要場面を多く務めていた別格スターもいらっしゃいます。

2021年の宝塚エリザベート25周年スペシャルガラ・コンサートには、トップスターの3名の他、大月さゆさんはじめ89期が多く出演。

大月さゆさんは同期が出演している場面では、誇らしくもドキドキしていたそうです。

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大月さゆの年齢、本名、身長、芸名や愛称(あだ名)の由来は?入団のきっかけはお母様!

大月さゆさんの生年月日は1982年7月3日です。本名は森 菜月(もり なつき)さんといいます。

身長は161cm。

愛称(あだ名)はそのまま「なつき」。

ファンの間では「なっちゃん」「さゆちゃん」と呼ばれていることが多いですね。

宝塚を受験したきっかけは、大の宝塚ファンというお母様のプッシュだったそうです。

娘さんがいる宝塚ファンは、誰しもが「うちの子も受験させてみたい」と思うものです。

本人がその気になってくれるよう、幼少期からバレエなどを習わせている宝塚ファンもたくさんいます。

大月さゆさんのお母様もまさにそのパターンのようです。

娘がタカラジェンヌになってくれることを願って、幼い頃からダンスやピアノのレッスンを始めていたそうです。

大月さゆさんご本人としては、高校卒業後には大好きなダンスの道に進むつもりで、関西のジャズダンスの専門学校に行く予定でした。

しかしお母様から「お願いだから一度だけ受験してほしい」と懇願され、受験。1回で合格!

そしてこれだけの華やかなメンツが揃う89期生の一員となりました。

芸名の由来は、お兄様と妹さんのお名前を組み合わせたものだそうです。

「兄が大輔、私が菜月 妹が小百合。大切な人の名前をつけたかったんです。うまく入って、しかも読みやすかったので、これでいいなって。両親も喜んでくれました」
出典:産経新聞ENAK

お母様から懇願されて受験し、きょうだいの名前から芸名を作るなど、なんとも家族想いですよね。

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大月さゆはトップ娘役?退団理由は?彩吹真央と添い遂げ?

大月さゆさんは可愛らしいビジュアルやダンスも歌の実力の高さから、入団してすぐに活躍の場を与えられます。

入団して1年も経たないうちに、専科スターの樹里咲穂(じゅり さきほ)さんのコンサートで相手役に抜擢されたのを皮切りに、ヒロイン役を連発。

特に、雪組2番手スターだった彩吹真央(あやぶき まお)さんとのコンビはお似合いの実力派で、大変に人気がありました。

このまま雪組でトップ娘役候補の一人として…とみんなが思っていた中、なんと大月さゆさんは退団を選びます。

まだ新人公演も卒業していないほど若い学年だったので、私もこれには本当に驚きました。

当時、劇団の方針によって番狂わせが起き、なんと彩吹真央さんは2番手のまま退団という選択をされます。

ご本人の退団意志というよりも、大人の事情のようです。

相手役のような彩吹真央さんに添い遂げたいという意思を貫いたのかな?と思いきや、大月さゆさんが先に退団の意思を彩吹真央さんに伝えたそうです。

大月さゆさんが退団を決めたのは、あまりに楽しかったからだとご本人が語っています。頭の中で卒業時期を知らせる鐘が鳴ったそうです。

 退団を決めたのは……ショーの真っ最中に頭の中で鐘が鳴ったんです、カラーンカラーンカラーンと。「RIO DE BRAVO!!」(09年)でみんなで楽しく踊っている時です。あまりに楽しかったからだと思います。出典:朝日新聞

つまり、お2人が退団同期になったのは偶然のようです。

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大月さゆ退団はいつ?退団同期は誰?相手役は彩吹真央?

彩吹真央さんと大月さゆさんは、本当に最後までご縁の深いお2人でした。

多くの作品でコンビを組み、退団も一緒。

彩吹真央さん卒業のはなむけに開催されたディナーショーにも、もちろん大月さゆさんは選出されています。

ちなみに、彩吹真央さんが2009年に行ったディナーショーにもやっぱり大月さゆさんは出演されています!

本当にもはや「相手役」ですよね。

彩吹さん、大月さゆさんの退団時には、雪組の超実力派男役、そして副組長でもあった未来優希(みらい ゆうき)さんも同時退団となりました。

おまけに、当時のトップスターである水 夏希(みず なつき)さんも次作で退団されています。

彩吹真央さん、大月さゆさんの退団をきっかけに、雪組の一時代がここに終わったという大きな転換期となりました。

退団公演は2010年『ソルフェリーノの夜明け/Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)です。

この公演の千秋楽には、彩吹真央さんのサヨナラショーがつきましたので、大月さゆさんも退団者の一人として出演しました。

そこでは、彩吹真央さん・大月さゆさんがデュエットダンスを見せてくれました。

それはお2人が主演コンビを務めた作品のフィナーレナンバー。

思い出のデュエットダンスの再現となりました。

このお2人が水 夏希さんの次に雪組を盛り上げてくれると誰もが思っていたので、涙、涙のサヨナラショーだったことを覚えています。

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大月さゆの人気の理由や性格は?ダンス・歌・芝居の実力派!宝塚時代のエピソードは?

大月さゆさんの人気の理由は、やはり「なんでもできる」ことではないでしょうか。

ダンスは、ご本人が高校卒業後に極めていこうと思っていたほどの実力の持ち主です。

さらに、安定して透き通った歌声、力強く確かな演技力、明るく元気な性格。低めの声も信頼感があります。

身長・スタイルも男役さんに寄り添うにはちょうどよく、彩吹真央さんという相性ピッタリの「相手役」さんもいました。

幼少期から慣れていたダンスに比べ、抜擢が始まってすぐの頃のお芝居はまだ初々しさが残りました。

しかし、お芝居のプロフェッショナルとも言える彩吹真央さんと組み始めてからは、みるみるうまくなっていったのが分かりました。

その「伸びしろを感じさせる吸収力」も、見ていて応援したくなる部分のような気がしますね。

「舞台にはその人の人格がさらけ出される」と言われます。

大月さゆさんのお芝居や舞台姿は明朗快活、清々しい、といった印象を受けます。

大月さゆさんは宝塚を退団してから、ずっとマニッシュなショートヘアでいらっしゃいます。

そのことからも、ご本人は割と「男前」な性格のように見受けられますね。

退団後に共演された水 夏希さんもインタビューで「『ザ・娘役!』というタイプではなかった(笑)」と仰られています。

ひたすら男役さんに寄り添う!お慕いする!ということが出世にも繋がっていく宝塚でで、やはり大月さゆさんは少し違うタイプだったようですね。

そういうことからも、「自分は宝塚ではない世界のほうが向いている」と判断し、退団を選ばれたのかもしれません。

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大月さゆの現在や近況は?事務所はドコ?舞台出演作は?いしかわ観光特使、石川県能美市観光大使!

わりと若手のうちに宝塚を退団された大月さんは、すぐに舞台女優として活躍を始めます。

所属事務所は、舞台俳優のバックアップに強い、グランアーツです。

なんと、そこもまた彩吹真央さんと同じ!本当にご縁が深いですよね。

彩吹真央さんは、退団後の大月さゆさんとの対談で「しばらく休むのかと思ったら、あっという間に女優デビューしていて驚いた」と話していた記憶があります。

もしかしたら、大月さゆさんが彩吹真央さんを誘ったのかも……なんて妄想が広がってしまいます笑

現在は、年に3~4本という安定したペースで舞台出演を続けていらっしゃる感じです。

舞台俳優の所属がメインであるグランアーツということで、今も多くの有名作品に出演されている大月さゆさん。

主な出演作品をご紹介します。

大月さゆの主な出演舞台作品

  • 2011年『瀬奈じゅんコンサート A Live Ⅱ』
  • 2013年『モンテ・クリスト伯』
  • 2015年『DEATH NOTE』
  • 2016年・2022年『天使にラブソングを』
  • 2016年『美少女戦士セーラームーン』
  • 2018年・2021年『マイ・フェア・レディー』
  • 2020年『アルジャーノンに花束を』
  • 2021年『望海風斗コンサートSPERO』
  • 2022年(予定)『モダン・ミリー』

有名作品に多く出演されていますね!

中でもやっぱり宝塚ファンとして嬉しいのは、望海風斗さんのコンサートへの出演!

望海風斗さんが雪組に組替えでいらっしゃったときに、大月さゆさんは既に退団されていました。

お2人ともがOGになられて、ようやく同期共演が実現したというわけです!

今後も『モダン・ミリー』や『天使にラブソングを』など、有名作品での活躍中です!

いしかわ観光特使、石川県能美市観光大使として地元でも活動を行っていますよ。

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大月さゆテレビの出演作は?「ガキ使」に出たってほんと?!ミュージカルカンパニーの常連!

また、舞台出演がお仕事のほとんどではありますが、テレビ出演も実は何度かされています。

それがなんと年末の大人気番組『ガキの使い!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス』でビックリ!!(笑)

2020年の大みそかに、井上芳雄さん・神田沙也加さんと一緒にミュージカル場面へ出演されました。

この番組を見ていた多くの宝塚ファンが「大月さゆちゃん出てない?!」とツイートし、ツイッター界隈は騒然となっていました!

事務所の看板スター井上芳雄さんが出演されるので、大月さゆさんが助っ人に出た!という経緯でしょう。

2021年の『FNS歌謡祭』にも、『マイ・フェア・レディー』のカンパニーとして出演されています。

『FNS歌謡祭』には宝塚時代にも出演されていますので、案外ご縁のある番組なんですよね。

大月さゆさんは、今後も基本的には舞台のお仕事をメインで続けられていくでしょう。

特に近年は『モダン・ミリー』『天使にラブソングを』などのメジャー作品への出演が増えている印象です。

もちろん、小劇場系のストレートプレイも高い実力を実感できます。

でもやっぱり大勢のミュージカルファンが目にする、華やかな作品への出演は嬉しいですよね。

「ゴールデンコンビ」彩吹真央さんとの再びの共演もまた見られたらいいですね。

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まとめ:大月さゆ(おおつきさゆ)結婚は?何期?同期は誰?年齢や本名は?退団理由は?現在や近況、エピソードは?元宝塚娘役!

宝塚歌劇団89期生である大月さゆさんは、現在独身であり、結婚報告はありません。宝塚受験のきっかけは、お母さまの熱心な勧めで、芸名は兄と妹の名前を組み合わせたものです。

入団後はビジュアルやダンス、歌の実力から、トップ娘役候補として期待されていましたが、まだ新人公演を卒業しない若さで退団を選びました。

退団公演は2010年『ソルフェリーノの夜明け/Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)です。

この公演で退団した雪組二番手の彩吹真央さんとのコンビは人気があり、この公演での彩吹真央さんのサヨナラショーでは、彩吹真央さん・大月さゆさんがデュエットダンスを見せてくれました。

宝塚歌劇団を退団した大月さゆさんは、舞台女優として活躍中です。所属事務所はグランアーツで、彩吹真央さんと同じです。

現在は年に3〜4本の舞台に出演しており、有名作品に多く出演しています。また、『ガキの使い!大晦日年越しSP』に出演したこともあります。

井上芳雄さんと神田沙也加さんと一緒にミュージカル場面に出演し、多くの宝塚ファンを驚かせました。『モダン・ミリー』や『天使にラブソングを』などに出演も出演、今後も期待されています。

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