蒼乃夕妃(あおの ゆき)結婚相手は誰?子どもは?元・宝塚トップ娘役!霧矢大夢との伝説のデュエットダンス!男前エピソード!

宝塚歌劇団・元月組トップ娘役の蒼乃夕妃(あおの ゆき)さんをご紹介していきます!

蒼乃夕妃さんは霧矢大夢(きりや ひろむ)さんの相手役として活躍。屈指のダンサーコンビで大人気でした。

「これ以上のダンスカップルはいない!」「伝説のデュエットダンス」と語り継がれる名場面も!

娘役なのにファンからは「男前」と呼ばれた、存在感のあるかっこいい娘役さんでした。

そんな「男前」な娘役・蒼乃夕妃さんは一体どんな活躍をされたのか、本名や結婚の情報と併せてお届けします!

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蒼乃夕妃は何期?同期は誰?年齢、本名、身長、芸名や愛称(あだ名)の由来は?

蒼乃夕妃さんは宝塚歌劇団90期生になります。入団当時は星組に配属されました。

同期生にはこちらの面々がいます。

瀬戸かずやさんの愛称は「あきら」ですが、名付け親は蒼乃夕妃さんなんですって!

生年月日は1983年9月12日本名は岡本麻里(おかもと まり)さんということで、愛称は「まりも」。

お顔も丸顔なので、なんとなくピッタリですね(*´ω`*)

現在はご結婚されているので、中河内麻里(なかがうち まり)さんが戸籍上のお名前だと思います。

蒼乃夕妃さんという芸名の由来は…調べてみましたがちょっと出てきませんでした<m(__)m>

身長は164センチなので、娘役さんとしては大きいほうです。

手足が長く、程よい筋肉がついていて曲線的で、女性としてとても憧れるスタイルの持ち主です!

90期生の中で蒼乃夕妃さんと仲良しだったのは、同じ元トップ娘役の愛原実花さんです。

受験時のバレエグループも同じ、入学後の寮も同室とご縁が強かったみたいですね。

宝塚時代はお互いの舞台を観に行ったり、一緒にご飯を食べに行ったりしていたそうです。

そういえば二人ともいわゆる可憐な娘役ではなく、芯の強いトップ娘役、雰囲気が似ていますね。

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蒼乃夕妃:星組で新人のころからヒロイン!ダンスも芝居も!

蒼乃夕妃さんといえば、ダイナミックで力強く、かつしなやかなダンスの名手として有名です。

退団後はダンス留学のためにニューヨークへ渡ったほど、とにかく「ダンスの人」です。

入団早々、ダンサーとして頭角を現していき、入団2年目から次々と小劇場や新人公演のヒロイン役に抜擢されます。

2005年と2008年バウホール公演ヒロイン。

2007年と2009年には、トップ・オブ・トップスターと言われた専科の轟悠(とどろきゆう)さんの主演公演で2度もヒロインを務めます。

71期の轟悠さんの相手役を務めた娘役は、ほとんどがトップ娘役になります。若手の頃から蒼乃夕妃さんがやがてトップ娘役になるのはほぼ確実でした。

ふつうは新人公演のヒロインをしてから小劇場や外部公演のヒロインを務めるのですが、蒼乃夕妃さんは逆でした。

新人公演は入団5年目の2008年に初ヒロイン、その後3作連続で新人公演ヒロインを務めました。

初の新人公演ヒロインは『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット・ピンパーネル)』。後に月組大劇場公演のトップお披露目公演の演目です。

4回目で星組最後の新人公演でも『太王四神記 Ver.II』のヒロイン。本公演ではカクダンという男勝りの武闘派女子の役でした。

もちろん、ダンスの名手の蒼乃夕妃さんですから、アクションシーンもかっこよくこなしましたよ。

余談ですが、この新人公演でカクダン役がついたのは、1期上の89期で男役の美弥るりか(みやるりか)さんという、ちょっと変わった現象が起きました。

男役がやるのにふさわしい役をこなすとは、さすが後に「男前」娘役と言われれるだけのことはあります。

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蒼乃夕妃&月組トップ娘役就任!相手役の霧矢大夢とはダンサーカップル!

蒼乃夕妃さんは入団6年目の2009年12月に星組から月組に組替え。トップスター霧矢大夢さんの相手役として、トップ娘役に就任します。

霧矢大夢さんも幼少期からクラシックバレエを習い続けてきたバレリーナで、お2人の公演にはとにかくハードなダンスシーンがつきものでした。

タカラジェンヌで「名ダンサー」と呼ばれる人は多しと言えど、「ダンスの相性」ともなればまた話は別です。

不思議なことに、男役も娘役もどちらもダンサーなのに一緒に踊るとなんだか良さが出ない…というカップルも。

かと思えば、個人個人では飛び抜けたダンサーというわけでもないけど、組んでみると何倍も素敵に見えるカップルもいます。

こればかりは本当に組んでみないと分からないことで、星組から組替えしてきた蒼乃夕妃さんと霧矢さんはほぼ「はじめまして」でコンビを組みました。

どちらもダンサーではあるけど、相性のほどは…?と思ったら、息ピッタリとはまさにこのこと!

手足が長く、ひと振りひと振りがダイナミックな蒼乃夕妃さんのダンスを、大きく余裕をもって受け止める霧矢さん。

お2人とも強い体幹を持ち、「せーの」と無言で息が合わせられるセンスが無いと成し得ないダンスを、いくつも披露してくれました。

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蒼乃夕妃・霧矢大夢が残した伝説のデュエットダンス!

見ているこちらが爽快な気分になるほど、ダイナミックかつ繊細なダンスを見せた蒼乃夕妃さんと霧矢大夢さん。お稽古場でデュエットダンスを披露した後は拍手喝采だったそうですよ(*’▽’)

その中でも、「伝説のデュエットダンス」と語り継がれているダンスがあります。

『ジプシー男爵』という作品は、本編のお芝居が始まる前に、お2人のデュエットダンスからスタートするという斬新な演出でした。

デュエットダンスにしてはかなり長尺である6分間、音楽が何度も転調する、大変難易度の高いダンスです。

同じリズムをずっと刻んでいるわけではないので、まさに相手の目をしっかり見て空気を読んで、「息を合わせる」ことが大前提となります。

タンゴやフラメンコなどいろいろな要素が入った大変難しい振り付けです。

しかも、蒼乃夕妃さんも霧矢さんも衣装の裾が長く、裾さばきのテクニックまで求められます。

このダンスを振り付けたのは、宝塚の名振付家、羽山喜代美(はやま きよみ)先生でした。

どんな振りでも完璧にこなしてしまう蒼乃夕妃さんと霧矢さんを見て、振りを付けながらどんどん高度なものになっていってしまったそうです(笑)

この場面の前の舞台袖では、まるでアスリートのようにお互い黙々と準備に入って精神と身体の準備を整えていたそうな。

衣装の裾さえも自分の体の一部にして完璧な軌道を見せる2人のこの伝説のデュエットダンス。

いまだにダンサー好きの宝塚ファンの間で語り継がれています。この公演、私も観に行きましたが、息をつめ、目をこらして見つめていました。

『ジプシー男爵』のストーリー本編は割と地味な印象でしたが、「この6分を観るためだけにチケット代払ってる!」と通うファンが大勢いました。

また、お2人のサヨナラショーでもこの場面が再現され、ご本人たちもかなり思い入れのある場面だったようですね。

あの「伝説のデュエットダンス」が最後にまた見られるなんて、ファンはもう涙なしでは見られなかったでしょうね。

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蒼乃夕妃の退団はいつ?霧矢大夢さんとのコンビ愛

入団2年目にしていきなりバウホール公演のヒロインに大抜擢され、星組で新人公演を含めてヒロインを務め続けた蒼乃夕妃さん。

月組への組替えと同時に霧矢大夢さんの相手役に就任したのは入団7年目でした。

出世のスピードとしては理想的と言えます。

2010年2月に中日劇場『紫子』(ゆかりこ)でプレお披露目公演、2012年4月に『エドワード8世/Misty Station』で退団となりました。

霧矢さんと共にトップ就任し、霧矢さんと共に卒業。在任期間は2年と少しなので、平均よりも短い期間でした。

蒼乃夕妃さんはまだ入団10年目にもなっていない学年ですし、稀有な魅力を持った娘役さんだったので惜しんだファンも大勢いました。

当時、100周年を目前に控えていた宝塚歌劇団の方針なども背景にはあると思います。

しかし、やはり「霧矢さんと共に」という気持ちがいちばん強かったのではないでしょうか。

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蒼乃夕妃の退団理由は?なぜ?

蒼乃夕妃さんが退団を決めた理由としては、「霧矢さんあっての自分」というものがいちばん大きかったように思います。

霧矢さんがトップスターに就任したのは入団17年目で、かなり遅いほうと言えます。

そして暗黙のルールなのか、トップスターは入団20年目を迎える前に卒業する人がほとんどです。

つまり、霧矢さんはトップ就任時に、3年以上の在任は考えていなかったものと思われます。

「お見合い」だったお2人がコンビを組むとなった時に、霧矢さんは蒼乃夕妃さんに「ひとりで立てる娘役でいてほしい」と言いました。

宝塚と言えば、娘役はとにかく男役に寄り添うもの、男役を引き立てる存在と思われがちです。

実際に、娘役さんにそれを求める男役さんも少なくないでしょう。

しかし、「ひとりでも輝ける娘役でいてほしい」という霧矢さんの懐の深さにより、都会的で自立的な個性を持つ蒼乃夕妃さんが自分らしく立っていられたように思います。

トップ在任中の霧矢さんもインタビューで、蒼乃夕妃さんについて「彼女の活躍を、いいぞいいぞ!もっとやれ!と思って見ている」とおっしゃっていて、大人の余裕でかっこいいと思いました。

蒼乃夕妃さんも霧矢さんのその懐の深さがあってこそトップ娘役でいられた、と深い感謝を持っておられるでしょう。

ゆえに、「霧矢さんなしの私は考えられない」と自然と添い遂げることを決めたのではないでしょうか。

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蒼乃夕妃の宝塚時代の「男前な娘役」エピソード!

「都会的で自立的な個性を持つ」のが蒼乃夕妃さんだとさきほど述べました。

おしとやかで可憐に柔らかく佇むのが娘役のスタンダードとするならば、蒼乃夕妃さんが「男前」と言われるのは納得です。

それは蒼乃夕妃さんの性格が姉御肌で、ということではなく、ダイナミックなダンスや現代的なビジュアルも理由にあるでしょう。

卒業記念公演となった蒼乃夕妃さんのミュージックサロンのポスターは、なんと白のパンツスーツにハット!

結婚式のお色直しで着るような豪華なカラードレスをポスター画像に選ぶトップ娘役がほとんどなので、これはかなり珍しいパターンです。

「組本」(くみぼん)と呼ばれる、当時の月組を特集したムック本での表紙も、蒼乃夕妃さんは黒のタイトミニスカートに黒ネクタイ!

よくありがちな、男役さんに寄り添うポーズではなく、霧矢さんと手を繋いで対等に歩く「現代の女性」を体現したような表紙が最高に素敵でした。

ミュージックサロンで披露したダンスもタカラジェンヌが踊るような種類のダンスではなく、まるで安室奈美恵さんのよう。

ダウンスタイルにした髪を振り乱しながら激しくかっこよく踊る姿はもう「シビれる!!」とうっとりしてしまうほどのクールさでした。

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蒼乃夕妃の性格は?人気の理由は?

宝塚専門チャンネル「スカイステージ」で見せる「素」の蒼乃夕妃さんは「うふふ♡」と声高く可愛く喋る娘役さんとはやはり少し違いました。

男役さんに媚びることなく、飾らずに等身大で話すその様子なども含め、ファンから「男前」と称賛されることになりました。

「月組の2番手スターはまりもちゃん」と言われることも(笑)

しかし、退団時の挨拶で、「男前」と言われることに悩んだこともあった、と告白します。

ファンにしてみたら、「憧れるかっこいい女性」の象徴のような蒼乃夕妃さんを褒める言葉でしかなかったのですが…

ご本人にしてみたら「私は娘役なのに、本当にそれでいいんだろうか」と悩んでしまったんですね。

でも、霧矢さんから「そのままでいい」と広く受け止めてもらえたことで、その個性を貫き通すことにしたそうです。

そういう覚悟ができることがやっぱり「男前」なんですよね。

ただ可愛いだけじゃない!やるときはやるんだ!と腹を決められる娘役さんは、今の時代に合っていてとても素敵だと思います。

自由にやらせてもらう分、トップ娘役としての役目は相手役のお世話まで含めて完璧にこなすと決めていました。霧矢さんが舞台で使うカツラやお道具の手入れなども積極的にしていたそうです。

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蒼乃夕妃の結婚相手は誰?子どもは?夫とのなれそめは?

蒼乃夕妃さんといえば、2016年に舞台俳優の中河内 雅貴(なかがうち まさたか)さんと結婚したことで話題となりました。

中河内さんはダンス出身なので、そのあたりも蒼乃夕妃さんと気が合った部分だったのかもしれないですね。

蒼乃夕妃さんは結婚発表時のコメントで「同じ志を持った人に出会えると思っていなかったので、彼に出会えた事は奇跡でした。」と仰っています。

お2人が舞台で共演した作品に2015年『CLUB SEVEN 10th』があります。

もしかしたらこの作品で出会ってお付き合いが始まったのかもしれません。

そして2021年に第一子の出産を報告します。

後頭部がキウイに似ているということで(笑)、インスタグラムでは「キウイちゃん」と呼んでいます。

性別もお名前も公表はしていませんが、お洋服などにピンクのものが多いので、女の子じゃないかな~と思います。

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蒼乃夕妃の事務所はどこ?舞台やテレビの出演作は?

先ほどお伝えしたように、宝塚を退団後はダンス留学をしにニューヨークへ旅立った蒼乃夕妃さん。

帰国後は『CHICAGO』など、高いダンス技術が求められる作品に精力的に出演します。

蒼乃夕妃の主な出演舞台

  • 2021年『BAD GIRLS meets BAD BOYS』
  • 2014年・2016年『CHICAGO』
  • 2017年『アルジャーノンに花束を』
  • 2017年『グレート・ギャツビー』
  • 2019年『霧矢大夢 25th anniversary Dinner Show』
  • 2019年『アニー』

蒼乃夕妃さんが所属しているプロダクションは東宝芸能になります。

一路真輝(いちろ まき)さん、瀬奈じゅん(せな じゅん)さん、朝夏まなと(あさか まなと)さんなど、実力派OGさんがたくさん所属している大手事務所ですね。

基本的にテレビ出演はせずに舞台中心で活躍されています。

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蒼乃夕妃の現在の活動は?

現在、蒼乃夕妃さんは絶賛育児中です。

インスタグラムでの投稿も、多くがお子さんとのおでかけやお散歩の様子になっています。

舞台作品に出演となればお稽古を含めて長い時間が必要となりますので、出産して間もない今はコンサートへの出演が主なものになります。

最近では、2021年8月に宝塚OG公演『Greatest Moment』に出演し、霧矢さん、同期生の瀬戸かずやさんと共演しました。

また、2022年には霧矢大夢さんのビルボードライブにもゲスト出演しました。

やっぱり元コンビが退団後も仲良くしてくれている姿は、ファンにとっていちばん嬉しいことですよね。

まだお子さんが小さいうちは…と思いきや、2022年10月には『世界でいちばん美しい~鎌倉物語~』に出演予定です。

本来ならば、ダンス留学をするほど「ダンスの人」である蒼乃夕妃さんですので、やっぱりダンスが見たい!

しかし、宝塚時代に名ダンサーでも、退団後はあまり踊らなくなってしまうOGさんがほとんどです。

それほど、踊り続けるのはとても努力が必要なことなのでしょうね。

蒼乃夕妃さんのストレートプレイももちろん楽しみですが、早くまたあの長い脚をぶんぶん振り上げて踊る姿が見れるといいな、なんて思います。

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蒼乃夕妃(あおの ゆき)結婚相手は誰?子どもは?元・宝塚トップ娘役!霧矢大夢との伝説のデュエットダンス!男前エピソード!

宝塚歌劇団の元月組トップ娘役、蒼乃夕妃さんはダンサーとして有名で、霧矢大夢さんとのコンビで人気がありました。

生年月日は1983年9月12日で、本名は岡本麻里さん。2016年にミュージカル俳優の中河内雅貴さんと結婚しました。中河内麻里さんが戸籍上の名前と思われます。

入団2年目から小劇場や新人公演のヒロイン役に抜擢され、トップ娘役になることはほぼ確実でした。

アクションシーンもかっこよくこなし、男役さんに媚びることなく、飾らずに等身大で話すその様子なども含め、後にファンから「男前」と称賛されることになりました。

2009年に星組から月組に異動した蒼乃夕妃さんは、霧矢大夢さんの相手役としてトップ娘役に就任。

二人のダンスは息がぴったりで、特に『ジプシー男爵』の6分間のデュエットダンスは伝説的なものとして語り継がれています。

2010年2月に中日劇場『紫子』(ゆかりこ)でプレお披露目公演、2012年4月に『エドワード8世/Misty Station』で霧矢さんと共に退団となりました。

退団後はニューヨークでダンス留学をしました。帰国後は『CHICAGO』など、高いダンス技術が求められる作品に精力的に出演します。

2021年に第一子の出産を報告します。現在は子育て中で舞台などのお仕事はセーブしているようです。

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